文具業界どうなっちゃうの? | 文具屋のオヤジ日記

文具業界どうなっちゃうの?

世の中の右肩下がり傾向はほとんどの業界を悩ませてますが、
文具・事務機器業界とて例外ではありません。
かつては全国で30,000軒あった販売店も、今や14,000軒に減り、
最終的には3,000件くらいに落ち着くといわれています。
この計算で行くと、ピーク時の9割の販売店が倒産・廃業・吸収などで
なくなっていくという計算です。
この業界に身を置くものとしては、身の毛がよだつ話です。
なんとか勝ち残っていくしかありませんが、
淘汰が行われているのはどの業界でも同じでしょうね。

で、今後淘汰はどう進むのか?
あくまでも私見ですが・・・、
コクヨが自社のコントロールによる業界の再編を狙っているのは間違いないですね。
全国で何十年と取引をした店に突然「保証金を積め」と言って回ってます。
私の住む地域では、1年前に既にこの保証金問題は決着しました。
私の地域では、約9割の販売店が保証金を積んだみたいです。
私のとこ?
コクヨとは年間1億円近い取引があったのですが、
大喧嘩して保証金を積まず決別しました。
どうしても必要なコクヨ商品だけを、問屋さんから仕入れています。
不便はしてますが、正直売りたくはないですから、まぁ仕方ないかと・・・。

で、何のための保証金なのか・・・?
コクヨは明らかに業界の販売店が3,000件に減ることをシミュレートしてますね。
その上で、3,000件をコクヨ党の店で占めようと画策してます。
保証金を積ませた上で、気に入らない店は潰しにかかってます。
ただ潰したんじゃ、売掛金が焦げ付きコクヨ自身も傷つくので、
それを防ぐために保証金で保全しようというわけです。
その仕組みが読めたんで、うちみたいにもともとコクヨに顔を向けずに
コクヨを売ってた店は、
保証金を積んだが最後、潰しにかかられると思い、逃げました。

コクヨに保証金積んで、コクヨの悪口言ってる店は、早急に潰されると思いますよ。

どうやって潰すかって?
いいことばっか言ってコクヨばかり売らせてといて、
突然支払い条件の変更や、仕切りの大幅アップを言ってきます。
それで、ノーと言ったら、商品ストップです。
コクヨ依存型になってたら、もう他に頼るとこないですからね。
もう、倒産しかないでしょう。
当然仕入先には迷惑をかけますが、コクヨだけは保証金があるので、
なんら傷つかず、平気な顔をしてるでしょう。

そういうのってありなんですかね?
それこそが資本主義だというんなら、勘違いもいいところだと思います。
ま、どの業界も大企業はそういうエグイことやるみたいだし、
今の時代そういうエグイことを平然とできる企業が「勝ち組」などと言われて
偉そうな顔してるんですけどね。
おまえら、そのうち天罰くだるそ!!!!!

特に、イ●ン、全国を食いつぶしやがって・・・・
10年後にはダイ●ーの二の舞だ~~~~~!!
はしたなくて、すいません(笑)。
地元に近々イ●ンの巨大ショッピングセンターがオープンするもんで、
イラついていまして・・・・(笑)。