LEOH☆Dの脳みそ -4ページ目

狩り

ジャングルジムが星屑の瞬きと言われるように

あの茶色いジャケットのピーターパンは

夜の害虫に胸騒ぎを感じていた。


ジングルが鳴り響く校舎裏の空き地には

手に余るほどのチワワが

シマウマの勇姿に憧れた。


こうしては居られない。

箸を置く度に

今日も悲鳴が聞こえる。


こらしめに行くんだ。


誰が何と言おうと

私は右手に鉛筆の剣

左手には黒板消しの盾。


友情の証である

左の薬指の爪の傷は

もう生え変わって消えていた…


武器を捨てよう。

あらかじめなぞられた

エピローグに従って。


ただひたすらに…

ただひたすらに

硯に向かいて

こらしめるの意味を考える。

情熱の大陸

業務用のピコピコハンマーを手に入れた。

高速で走る水平線の向こうが透けて見える。

一か八か振りかざした右の腕がきしむ音をたてた。

遠ざかる雑踏と
降りしきる炎にかえて
私は枯れた海を裂くのだ。

淵に当たるその瞬間に響き渡るはずだった音は

空気感のない空に
せつなく消える。

何事もなかったかのような
その一振りは

穏やかに世界を変えた。



iPhoneからの投稿

地震

まるい暴風域に到達

ここは谷間のクローゼット

失敗のない着せ替えの二次元の世界で

硬直時間に捕われた。


私より先行して走り出した音は

何よりも遅く

玄関のドアを貫き

凍りついた真夜中の登山家たちの警告を

ラジオから響かせた。


恐れを知らない動物たちが

ジャングルから飛び出した時

巻き込んだ地盤は

突如跳ね返るだろう。