世の中には

強い意思力を

持っている人もいます

 

例えばトップアスリートとか

常に冷静沈着に仕事をする

裁判官 とか

 

 

でも意志力の消耗に関しては

彼らも決して例外ではありません

 

 

 

 

スライドをご覧ください

コロンビア大学の心理学者

率いるチームがある実験検証を行いました

 

受刑者に仮釈放を認めるかどうかを

決定する判事が何人かいるんですけれども

すべての判事の決定に共通する

はっきりしたパターンがある

という結果が出たそうです

 

 

さて ベルベル ここで問題です

 

人種や性別が同じ受刑者が

4人います

 

罪は詐欺罪や暴行罪で

刑期は16か月の人もいれば

30か月の人もいます

 

また、一日に何人もの審議をするので

それぞれの審議時間が異なります

 

さて、この中で

仮釈放を認められたのは

何番の受刑者だったでしょうか?

もちろん1人とは限りません

 

 

 

時計時計時計シンキング・タイム時計時計時計

 

 

実は、正解は①と③の受刑者でした

 

 

審議の時間に注目してください

 

 

実は、午前中と午後で比べると

午前中に審議を受けた受刑者が

仮釈放を認められる確率は70%

 

午後、審議された受刑者が

認められるのは10%だったそうです

 

 

午後よりも午前中の方が

仮釈放されやすいという結果でした


また、午後の中でも

判事が休憩を取った直後に審議をした場合も

70%の受刑者が仮釈放を

認められたそうです

 


判事のように

一日中難しい決断をしていると

次第に脳が疲れ始め

エネルギーを温存する方向に向かいます

 

そのため仮釈放を認めないという

現状維持を選びがちになるのです

 

 

ところが休憩をしたり

食事をとったりしてエネルギーが満たされると


「意志力」が回復し

再び難しい決断をするための

「意志力」が働くようになります

 

さて、ここで、冒頭の

Aさん、Bさん、Cさんの事例を

思い出してください

 

意志力という切り口から

彼らに対してどのように

アプローチしていきますか?


ベルベルベル グループワーク ベルベルベル

 

 


カウンセラー ブログランキングへ