１か月
ＮＨＫの番組
プロフェッショナル仕事の流儀で
本田圭佑が吠えていた 
ハリルのやるサッカーに
すべてを服従して選ばれていく方が
僕は恥ずかしいと思っている 
言葉そのものは攻撃的だけど
自分を追い込んで奮い立たせる 
自分の中の迷いや不安と戦う
自分の言動に責任を持つため
そーゆー意図があるんだろうな
と、私は思う
言葉は伝えるためのツールなのに
本当のことが相手に伝わらない
そんなことを考えていると
ドラマのワンシーンを思い出す
大河ドラマ「篤姫」で
宮崎あおいちゃん演じる篤姫と
堺雅人演じる１３代将軍家定の会話だ
人は自分の気持ちを隠すために
言葉を使うのに、そちは変わった女子じゃのぉ。
言葉がいちいち真っ直ぐだ
真っ直ぐでなければ相手に届きませぬ
パートスタッフとして働いていた
会ったこともない、別のスクールの
正社員の先生に私は怒った 
その先生は電話をかけてくると
いつも 
こんな感じだった
「○○スクールのナ・カ・ジ・マと申しますぅ～。
お疲れさまですぅ～。お忙しいところぉ～、
たぁ～いへん申し訳ありませぇ～んがぁ～
○○先生はお手すきでいらっしゃいますかぁ～。
ほんとーに申し訳ありませぇん」
何度目かの時に私は怒った
「本気で申し訳ないって思うなら
そんな長ったらしい前置きを言わないで
さっさと要件を言ったらどうなんですか
」
授業前の忙しい時間に
電話をかけるのは申し訳ないなと
相手のことを気遣うフリしてるだけだ
僕は相手に失礼のないように
丁寧に振る舞っているよ
ということが言いたいんでしょ
電車のアナウンスでも似たことがある
「急病人が出たため
この電車は２分遅れて出発します。
お急ぎのところ、ご迷惑をおかけして
大変申し訳ありません」
こーゆーのにもイラッとする
乗客に対して本気で申し訳ないと
思ってないよね
そもそもこの言葉を
「急病人」の目の前で言えるのか？
電車が遅れたのは
僕たちの責任じゃないよ
急病人が出たせいだよ
と言いたいんでしょ
僕たちは、ちゃんと状況を説明して
遅れたお詫びをしているよ
ということが言いたいだけでしょ
言葉は丁寧で、ソフトな対応して
相手のことを思いやってるフリして
実は自分を良い人に見せたいだけ
こーゆーのが私はイヤだ
むしろ、相手に嫌われるのを覚悟で
攻撃的な言葉で自分を追い込む
本田圭佑のよーな人が私は好きだ 
