時代のメッセンジャーの一人と私が思う小林麻央さんが、この22日に亡くなられた
著名人の方、人気商売の方の多くは、プライベートのことを表に出そうとはしないですし、癌患者とというネガティブな一面を出すというリスクの高いことはしない
まして、彼女のご主人は歌舞伎という国芸の担い手である。下手を打てばご主人のイメージや仕事に影響を及ぼすことは明らかである
それでも彼女は、ご主人の協力のもと、彼女の表現のツールである
ブログ「KOKORO」を亡くなられる2日前までに352回発信し続けた
https://ameblo.jp/maokobayashi0721/
そのツールは、私たちの琴線に触れ、強いメッセージを遺した。
気がつけば、おなじ癌や病気と戦う人やその家族に、こころもちの強さを挑戦する勇気を与えたとともに、私をふくめた多くの人に感動をもたらした
ステージ4、とてもネガティブな状況下で、何故こんなにも彼女は人に勇気を与え、感動をもたらすことができたのであろうか・・・
最近手にした「生くる」という本の中に、ヒントを見い出す。。。。
※執行草舟(しぎょうそうしゅう)氏著書
『人生は楽しかろうと、辛かろうと、それしきのことはどうでもよい。出世しようが、名声を得ようが、そんなことはどうでもよい。
大切なことは、ひとえに誠を持てるか持てないかにある。(中略)
私が誠と感ずるものは、ただ貫いて貫いて貫き果てて死することに尽きる。(中略)
貫くためには、ありとあらゆる創意工夫がいる。辛苦を厭わぬ勇気が要る。血を流し涙を滴らせ、我が身を削らなければならぬ。だからこそ、そこに誠が存在している。』
真実とは、ホントのことである。
執行氏の言葉では”誠”とは、骨身を削るくらいでないと卓越できない。
日に日に衰えていく自分を綴る辛さは、
幾ばくかのものであっただろう
病気を恨んだり、病気になった自分を卑下するのではなく、
「病気になったことが、私の人生の最高の出来事ではなかった」
そうまで言える強さは、どこからきているのだろうか?
時代のメッセンジャーは、その道を極めるだけでなく、人から好感をもたれたり、人を惹きつける魅力をもっているという・・・
麻央さんの場合、正直さとピュアさであると思う。
もうひとつは忘れてはいけないことは、とてつもない強さをも兼ね備えていることだと思う
前述の本より・・・・、
「血を流し涙を滴らせ、我が身を削らなければならぬ」 という領域で考えれば、それは、覚悟をもった人が得る強さなのであろう
その後も彼女のことで流れる情報を知る限り、
魂が成長され人とはこういう人なんだ~と、教えさせてもらった
最近大きく心を揺さぶられた出来事からコメントしてみた