れおのしっぽはクリンとした立派な巻尾。
小さい頃からこの巻尾はよく褒められてました。
私も大好き!
お散歩の時、おチリをプリプリさせながら歩くとれおの可愛い巻尾も小さく左右に振れて見てるだけで幸せな気分になります。
れおはあまりしっぽを振りません。
嬉しい時もホント控えめに左右に小さくクルックルと振るだけ。
それでも楽しいってことは十分伝わってました。
お友達と遊ぶ時も、左右にクルックルと小刻みに振って誘ってました。
可愛いしっぽ。愛おしいしっぽ。自慢のしっぽ。
でも、今この可愛いしっぽに大変なことが起きてしまいました。
れおのしっぽの付け根に肥満細胞腫という悪性腫瘍があることがわかりました。
れおにとっては大変な検査を何度も受けてどこまで腫瘍が広がっているのか、他に転移はないのか隈なく調べてもらって、その結果腫瘍は今のところしっぽのみ、他の臓器には転移は認められない、との診断結果が出ました。
グレード(人間でいうステージみたいなもの)も1〜2で初期段階のものであろう、とのことでした。
正式なグレードは術後の病理検査の結果でわかります。
肥満細胞腫は悪性度の高い腫瘍ですが、初期段階で完全に切除できれば寿命を全うできるほど完治できる病気でもあるそうです。
ただ、れおの場合、しっぽの付け根。
切除手術は腫瘍に対して充分なマージンをとって切除するので、しっぽを残すということは絶望的。
手術となると付け根から断尾です。
手術をせずに薬で治療する方法(分子標的薬)も獣医師は提案してくれて遺伝子検査を受けましたが、遺伝子検査の結果、れおには遺伝子の変異がないことがわかりその薬を投与しても効果はないという結果がでました。
でも私たちはこの結果には少し安堵しました。
薬で治療…それは一生化学療法することになります。
副作用は?耐性は?再発転移は?などなど、いろんなことがグルグル頭の中を駆け回り正直もうわからなくなっていました。
この結果を受けて、私たちの腹はほぼ決まりました。
苦渋の決断ではあったけど、手術できるなら断尾しよう。とにかくれおの命が優先。
しっぽを失うことはれおには苦しい試練であるけれども悪い物はとってもらおう、とそう決めて獣医さんにも伝えました。
肥満細胞腫は根っこのように根をはる特徴があるようです。
レントゲンや超音波ではどこまで根が張っているのか判断できないので、全身麻酔でCT検査をしてもらいました。
根が広範囲に渡っていると、手術で取り切れない可能性も出てきますし、手術自体ができなくなる可能性もあります。
とにかく他組織に腫瘍が浸潤していないことを祈りながら過ごした検査の日でした。
幸いにも腫瘍はしっぽの付け根のみ、他組織への浸潤も認められないとの診断結果が出ましたので、れおは近々手術して腫瘍を切除します。
自慢の可愛いしっぽもなくなります。
今もれおはいつもと変わらず過ごしてます。
悪性腫瘍といっても痛みは一切ないようで、自分のしっぽを気にすることも全くありませんし、具合が悪くてぐったりしてることもなく、本当にいつもと変わらずお散歩も行ってるしご飯もオヤツもよく食べるし庭を走り回ったりお昼寝三昧だったりだれか来ればワンワン吠えたり、悪性腫瘍があるなんて信じられないくらい普通に過ごし元気なんです。
だから尚更れおが手術から目覚めて痛みを感じ自分のしっぽがないことを理解したら…と思うと胸が張り裂ける思いです。
でも、れおにはまだまだ生きてほしい、楽しく過ごして欲しい、ヨボヨボのおじいちゃんになって私達に介護させてほしい。
ツラい試練だけどこの決断は最善で最強で最良、れおは絶対大丈夫!全てはうまくいっている!
と確信して強く前に進もう!と誓いました。
ずっとメソメソしていたけど、れおのために
私も夫も顔を上げて明るく元気に過ごしています。
我が家は『チームれお』です。
一丸となって乗り越えます。


