先週、今年度最後の授業参観がありました。

小2の娘のクラスでは、命について考える「道徳」の授業でした。
3学期の道徳で、自分達の生まれた時の様子をおうちの人から聞き取りをし
写真を使いながら表にまとめていた子供達。

当日は、子供達が授業内容を知らされていなかった中で授業参観が始まりました。
最初に、小さな折り紙が一人一人に渡されました。
その折り紙には、針で刺された小さな小さな穴があります。
その穴は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にできた時の大きさを表しているとのこと。
「エ~っ!こんなに小さいの~!!」と驚く子供達。
今の体つきからは考えられない、といった様子でした。

次から次へと、絵で描かれた胎児の様子が黒板に貼られ、
だんだん赤ちゃんらしく、人間らしい体つきになってきた絵になると
子供達も真剣に見入り、耳を傾け「もうすぐ生まれるね!」・・・。

そして、それぞれが自分達の生まれた時の写真に見入っているところへ
「おうちの人から皆さんにお手紙が届いています。」と先生から手紙が渡されました。
※おうちの人へは事前に連絡があり、子供達には内緒で手紙を用意していたのです。

手紙には、お母さんの妊娠中・出産時のエピソード、子供達への思い・願いが書かれています。
女の子の中には、お母さんの手紙に感動し、涙を流す子も。それにつられてお母さん達も涙・・・。
うちの娘もちょっと涙目になっていて、涙が出るのを我慢している様子でした。

私からの手紙には、
・妊娠中、インフルエンザに感染し、入院したこと。お腹にいる子(娘)が苦しくないか心配したこと。
・スピード出産だったので、パパが出張の途中で慌てて帰ってきたこと。
・お兄ちゃんがヤキモチを妬いて、娘にBoxティッシュを投げつけたこと。
・看護師になりたいという夢を実現してほしいこと。
などなどを綴ってみました。

授業の最後に、今度は子供達からおうちの人へ手紙を書くことに。
作文の苦手な娘がどんな手紙を書くのかな・・・と少々の不安を抱えながら手紙を受け取ると、
「インフルエンザのことを初めて知りました。お母さんが一番苦しいのに、
自分(娘)のことを心配してくれたんだね。ありがとう。
立派な看護師になって、たくさんの人を看護してあげたいです。
産んでくれてありがとう お母さん」
と書かれていました。

「産んでくれてありがとう」にとても感動し、最後に涙涙でした。

Boxティッシュを投げつけたお兄ちゃんのことは次回にします!