●まずは肝臓の負担を軽くする。


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身体や心の色んな不調の原因は一本の糸で繋がっている…そんな事をしみじみ思う、今日この頃。


昭和一桁生まれの母と話していて気付いたのですが、母は結婚してから体調が不安定になったとの事。


何が変わったのか?
朝食にパンを食べるようになってたんですね。
父が朝はパンにしてくれとリクエストしたからだそうです。


で、戦後、給食が脱脂粉乳とコッペパンで育った世代からはパン食が普通になり。
アメリカ文化がドドッと入り込み、田舎から神戸に出てきた父は特にアメリカに憧れて。


ジャズやハリウッド映画が大好きな父でした。


それまでのひもじい思いから一転、小麦粉系食品がどんどん日本に蔓延します。
アメリカからの政治経済的な背景もあり(美智子さんの入内も関係があると言われています)お米から主役は小麦粉へ。


精製塩や精製砂糖の摂取、ナンチャッテ食品(色や味をつけただけの果汁なしの飲み物や発酵させてない醤油や味噌など)、防腐剤や乳化剤などの食品添加物、トランス脂肪酸(スナック菓子やカジュアルな外食産業に多い)などの多食、抗生物質の使いすぎ、石油でできた合成香料入りの合成洗剤や合成化粧品、吸水ポリマー入りの生理用ナプキン…これらの殆んどは体内で毒とみなされ、肝臓をはじめとした体内の解毒プロセスはフル稼働。


ですが代謝されないものも多く、体内に蓄積されて、腸に穴が空いたり(リッキーガットシンドローム)、カビ(カンジダ菌)の原因になったりします。


健康な体内は基本弱アルカリ性であり、血液もしかり。
ですが、極度のストレスや添加物まみれの食品など長期に渡り摂取し続けた場合、酸性に傾き、陽体質の方なら循環器系疾患や癌、陰体質の方ならアレルギーや心理的な不調になる傾向があります。


胆汁はアルカリ性。
脂肪やたんぱく質を一生懸命分解してくれています。
その胆汁は親玉である肝臓が元気でないと十分に分泌できません。


野菜などアルカリ性食品を摂って、肝臓の負担を軽くします。


上に書きました小麦粉系食品や合成添加物などは身体を酸性にします。
なぜなら、身体にとっては毒と判断して活性酸素が多量に発生するから。
(分かりやすくするためのイメージです。小麦粉には他にも害になる要因があります)


本来、活性酸素は私達の身体を守るために働いてくれています。
けれど、普段の食事や身に付けるもの、環境、生き方などがその人のキャパ(解毒作用の受容範囲)を越えた時、活性酸素も一定量を越えてその人の体細胞を攻撃し、病の原因になるわけです。


内臓も使い過ぎたら、疲労し、早く老化(酸化)してしまいます。
肝臓の負担を減らすには、まず合成添加物の摂取を減らす事から。


添加物なしの生活はなかなか現実的には難しくなりました。
(企業にとっては都合が良いことがたくさんあるので)


出来るだけ添加物なしの業者さん、メーカーさんの食品、商品を購入することは結果として国民と国益を守ることに繋がると思っています。


※合成添加物などは遺伝子レベルの異常の原因になる可能性もあると言われています。
その副作用は3世代後に出ます。


※種子とエネルギーを制するものは国を制する。
外交、政治、経済の動きと連動しています。