7月に久しぶりのアマチュア・オーケストラの
演奏に参加します。

メインの曲は、ベートーヴェンの交響曲第7番
です。

ベートーヴェンの交響曲は1番から9番まで
いずれもすばらしい曲ですが、第7番も
いい曲です。

曲全体がリズムで支配されていて、
ロック音楽の先駆けと言う人もいます。

リストは「リズムの神化」、ワーグナーは
「舞踏の神化」とこの曲を賞賛しています。

今回、演奏する前からこの曲は好きでしたが、
ノリのいい曲と言う印象がやはり強かった
です。

ところが、弾いてみると、実に細かいところ
までベートーヴェンがよく練って曲が作られている
ことが分かりました。
それでいて、ごちゃごちゃすることなく、非常に
シンプルになっている。

ベートーヴェンの交響曲はどれが一番などと
決めることはできないとは思いますが、
完成度が一番高いの実は7番ではないかと
最近は思っています。