東武鉄道 SL列車「大樹」

 

 ゴールデンウィーク後半ですが日光・鬼怒川方面に行ってみました。日光は実に30年ぶりぐらい、もはや何をしたか覚えてない状況。かえって新鮮でした。

 

旅の初めは新宿駅から下今市駅を目指します。

 

乗車したのはJR車の特急「きぬがわ」。元成田エクスプレスの253系が使用されています。発車10分ぐらい前に新宿駅6番線ホームに入線。駅の端にあるためか、新宿らしいスカイラインが見えました。

 

房総に向かう列車と並びます。

 

5.6番線は成田エクスプレス用ホームのため、後輩のE259系と並びます。

 

253系は外見の塗装が冴えないせいか、古臭い印象を与えますが、中に入るときれいに整備されており快適、シートピッチが広いのが好印象です。

 

新宿を発車すると池袋を経て大宮に到着。

 

JR貨物の大宮工場では何やら楽しそうなイベントをやってました。

 

東武線が近づいてくるとそこは栗橋。ここでJRから東武線に切り替え。乗務員も後退します。実際に見てみると斬新なアイディア。

 

栃木県に入ると麦畑が広がっていました。いわゆる「麦秋」ももう少し。

 

下今市到着。男体山がきれいに見えます。ここでランチ休憩。

 

小一時間ほどして駅に戻ると、お目当てのこの列車が...

 

SL列車「大樹」に乗車。下今市駅から鬼怒川温泉まで30分強の旅です。本日は、元真岡鉄道のC11 123がけん引。側線で組成された列車は、新築の機関庫の脇を抜けて引き上げ線へ。

 

折り返して鬼怒川温泉行きになりました。

 

C11 123号機は、もともとは滋賀県の江若鉄道が発注、その後北海道の雄別炭礦鉄道、釧路開発埠頭を経て、保存されたのち東武鉄道にやってきたそうで、国鉄車ではないんですね。

 

うしろの14系座席車もいい感じです。

 

14系客車に乗車したら、最後尾には来ないといけません。新築の扇形庫が美しいです。

 

編成途中にある展望デッキ。いい試みなのですが、外が暑く風もこもりがちのため早々に座席に戻ります。

 

鬼怒川温泉までは11km程度のため、非常にゆっくりです。ただし蒸気機関車けん引だから、というわけだけでもなく、急カーブ・急こう配・単線という悪条件のため、どの列車も似たようなものです。

 

東武博物館35周年記念ヘッドマークと日章旗が掲げられていました。

 

鬼怒川温泉から宿の湯西川温泉に向かう途中、龍王峡に立ち寄ります。

 

おもったより高低差があります。

 

つづく...