土佐くろしお鉄道宿毛駅にて。各駅停車と並ぶ特急「あしずり」高知行き。2000形原型がまだ現役。

 

 

中村市内で一泊し翌朝起きてみると。結構雨が降っています。駅まで徒歩で向かおうと思ってましたがあえなく断念。タクシーで移動します。

 

土佐くろしお鉄道 中村駅。立派な駅舎です。左側にはおしゃれな待合スペースもありました。

 

中村駅標と自転車通学の中学生。

 

宿毛方面から2連で来た普通列車はここで分割されていました。

 

乗車する宿毛行普通列車。高校生が大量に下車しますが、この駅からも結構な乗車がありました。

 

土佐くろしお鉄道の車庫を横目に宿毛方面に向かいます。キハ2000形の原型が待機していました。

 

四万十川を渡り一直線に宿毛方面に向かいます。普通列車とはいえ速度は相当出ているようです。踏切もなく、山はトンネルで直線に貫きます。

 

宿毛線唯一の交換駅、有岡で普通列車と交換。高校生が大量に下車しました。

 

この車両は昭和生まれ。土佐くろしお鉄道は1988年(昭和63年)開業ですから開業当初からの生え抜きという事になります。

 

終点一つ手前の東宿毛駅は「早稲田・梓駅」という愛称がついていました。早稲田大学を設立したメンバーの一人の小野梓がこのあたりの出身であることにちなんで、という事だそうです。

 

終点の宿毛駅に到着。折り返しまで40分ほどあるため外に出てみます。

 

どん詰まりの駅。

 

駅舎は立派な高架ですが、市内まで距離があるようで駅周辺はのどかな風景が見られます。

 

本来高架はこの先も伸び、宇和島方面まで抜ける予定だったそうです。宿毛は高知県ですが、距離的には高知より宇和島のほうが近く、それなりの行き来があると思われますが、実際は鉄道を開通させるほどではないのでしょう。現在はバスが頻繁に走っています。

 

駅に戻ると乗車する予定の特急「あしずり」が入線していました。

 

先ほど中村の車庫で待機していた車両ですね。この列車で予土線との接続駅、窪川に向かいます。

 

続く。