南小谷にて。3線全て列車で埋まりました。

 

 先週、関西へ移動する機会があったのですが、せっかくなので未乗だった大糸線乗りつぶし&北陸新幹線敦賀延伸後の動向が気になる北陸特急を乗車しに行きました。

 

  

 本来は長野経由で姨捨でも経由していこうかと思っていたのですが、前日に痛飲してしまい、あえなく中央本線で西に向かうシンプルな方法で移動。立川から南小谷行「あずさ5号」に乗車します。

 

乗車券は国立→中央線→大糸線→北陸新幹線→北陸本線→湖西線→東海道本線となります。

 

立川を出て快調に飛ばしてきましたが、茅野辺りから停車駅が増えます。

 

岡谷にて。飯田線用のJR東海車が見えます。このあたり、JR東海とJR東日本が入り乱れるちょっと不思議な光景がよく見られます。

 

松本にて4分停車中に後ろ3両の付属編成を切り離し。ここから大糸線に入ります。9両編成の特急がくねくねと大糸線に進入、なかなかシュールな光景です。

 

 

松本を出てしばらくは左にアルプスの山々を遠くに眺める、のどかな田園風景が広がります。ちなみに車内は松本までほぼ満席でしたが、大糸線に入ると5割程度の乗車率。

 

大糸線最大の駅、信濃大町。ここを過ぎるとローカル感がさらに増します。乗車率は3割切る感じでした。

 

やがて仁科三湖が左手に見えてきます。このあたりが太平洋側と日本海側の分水嶺の様で、ここから先、白馬以北は日本海側に流れる姫川の流域に入ります。分水嶺は南小谷辺りと思ってました。

 

9両編成がゆっくりとくねくねまがりながら白馬に辿り着きます。

 

朝いちばんの「あずさ1号」はこの時期、土日は白馬まで延長運転されます。それに使用された353系が留置されてました。こちらは付属編成の3両、松本で車両交換が行われています。

 

白馬から先、南小谷まではさらにゆっくりしたスピードで進みます。車窓もいままでのノンビリな感じではなく、荒々しい姫川の河川敷に移ります。よくこんなところまで鉄道を敷き、電化までしたものだと感心します。

 

 

立川から約3時間半、南小谷に到着。JR東日本からJR西日本に接続します。よく考えると、新幹線を除けばJR東日本とJR西日本が接続するのはこの駅だけなんですね。

 

 

その②へ続く....