先日の日曜日、バッハ音楽週間のファイナルを飾る「バッハ クリスマスオラトリオ」のコンサートが盛会のうちに幕を閉じました。
この演目は4人のソリストと合唱、オーケストラがイエスキリスト誕生の物語を紡いでいく、6部構成・演奏時間3時間半(!)に渡る大曲です。
全てを一気に演奏するのは演奏者も観客もタイヘンなので
今回はコンサートを2回に分け、
17:00~19:00 ヴィヴァルディのマニフィカート、クリスマスオラトリオ1部~3部
20:00~21:30 クリスマスオラトリオ4部~6部
という構成になりました。
コンサート会場の聖ヨハニス教会は2回のコンサートともにほぼお客さんで埋まり
その中にはヴュルツブルク市長さんの顔も見えました。
それにしても、こちらで歌い始めてつくづく感じるのが、「ドイツ人のクラシック音楽に対する底力」。
演奏者のではありません。観客の底力。
歌詞が母国語のドイツ語の音楽かどうかに関わらず、ラテン語でもイタリア語でも、観客はちゃんと音楽を「聴いて」いるんです。演奏中、居眠りをする人も皆無。(日本では考えられない。。。
)
彼らにとってはクラシック音楽のコンサートに行く、ということが「映画に行く」ような感覚とほとんど変わらない、普通の生活の一部として馴染んでいるようなかんじ。
もちろん、ドイツ人全員が、というわけではありませんが(マニーもクラシックには全く興味ありません!笑)その割合はかなりのもの。多分、若い頃から(小さい頃から?)宗教や文化などを通してクラシック音楽に通じる入り口ができてるんだろうなー、と思います。
まあ、クラシック音楽の大半はキリスト教と切っても切れない間柄ですから、信心深い人は自然にクラシック音楽にも惹かれる、ということでしょうか。(マニーもキリスト教に興味ないな、そういえば)
とにかく、この日最後の曲を歌い終えた時には、合唱団もオーケストラも観客も『大いなる達成感』
に包まれたのでした。