こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 政略結婚は家系の運氣を衰退させる 」

という話。


古来より、政略結婚なるものがあって
政治やビジネスの世界で多々行われてきました。

これだけ自由で個人が尊重される現代においても
政略結婚はきっと存在するでしょう。

もしくは、親の意図ではなくても
自分の経済的安定や地位向上のために
結婚するなんて言う人もいるかもしれません。

ですが、この政略結婚というものは
運命学的に見てとても因縁深いものなんです。

みなさんもなんとなく
想像はつくかもしれないですが

個人の氣持ちを無視して

愛情のない結婚をするというのは

いろんなところで歪みを作りそうですよね。

算命学の視点で見て、政略結婚とは
どういうものかというと・・・・

家系(一族)の運氣を衰退させる結婚です。

小説や映画、物語などでよくあるパターンの
お話しですが、跡継ぎの男子に恵まれない貴族、王族
お家騒動での跡継ぎ問題、我がままで無能な
子どもが家の財産を使い込んだり、愚かなふるまいをして
落ちぶれたり・・・・というのがあると思います。

これらは多かれ少なかれ政略結婚が絡んで
落ちた運氣の結果です。

歴史の中で王朝や貴族が永遠と続くことはなく
どこかで別の支配者にとってかわられる
というのは、運氣の影響も大いに絡んでいます。

なぜ、政略結婚をすると運氣が落ちるのか
というのを理解するには
算命学的な技法や理論の知識が必要になるので
細かい解説は端折りますが

要は愛情がなく、相性の悪い結婚をすると
夫婦それぞれの短所になるような運氣が
子どもに受け継がれてしまう

ということなんです。

相性の良い結婚をするとお互いの
良くない運氣が中和されてバランスが
とれるため、良くない運氣が子どもに
受け継がれることはありません。

さらに加えて言うなら、愛情のない
政略結婚自体が因縁を積むものだからです。

人から感謝される念が「徳」
人から恨まれる念が「因縁」

であれば、政略結婚は夫婦の間で恨みを生み出し
夫婦の間だけで多くの因縁を生むことは
想像できると思います。

最も、政略結婚する人たちがお互いに
人間のできた人で、政略結婚と割り切った上で
お互いに尊重しあい、感謝しあって
生きていくのであれば因縁も多くないでしょうが
そんな例は稀でしょう。

*徳と因縁については、こちらのブログも読んでみてください。

金儲けと徳、因縁1 お金持ちの役目

 

 


金儲けと徳、因縁2 徳の本質とは

 

 


そうやって一族の運氣が落ちてくると
どこかで運氣のリセットを行うために
一族を壊す運氣を持つ子どもが生まれてきます。

その子どもは、生まれ持った家の
価値観やあり方を否定し、家を出て
新しい場所で新しい価値観を持った新しい
家系の流れを作るべく生まれてきます。

普通の一般人であれば、単純に家を継がないで
都会や地方に出て結婚して、親と違う生き方をする
という程度で済むのですが

これが王族や貴族など社会的な影響力の強い
家庭の場合は、今まで作った因縁のあおりを受けて
家庭内で大きなトラブルが起きたり
一族そのものが潰れてなくなったり

その一族の社会的立場を思い切り壊して
次に進むことになる傾向があります。

社会的影響力の強い一族は、壊れる時も
その反動がでかいってことですね。

このように政略結婚は家系の運氣を落とします。



改めて考えてみると、ぼくらは歴史に学ばず
政略結婚という文化を受け継いで
一族を壊してきたというのは、何とも不思議で
愚かな話ですね。

どこかで誰かが氣づいても良さそうなものなのに。

ですが、実は一部の王侯貴族の間ではそのあたりの
問題をちゃんと理解して、政略結婚をした上で
家系の運氣を落とさないために
あれやこれやと手を尽くしてきました。

その最たる例が日本の天皇家ですね。

天皇家は日本で王朝が生まれてから
何百年もの間、存続してきました。
その間、運氣の盛衰もあったし
立場が弱くなることもありましたが

潰れることなく今でも天皇家は存在しています。

これは何故かというと、ちゃんと宗教的な儀式や
生き方、作法、一族の一員としての心構えなど
そういったものをきちんと整えてきたからです。

宗教と運氣というとオカルトっぽいですが
実はちゃんと論理的、心理的、運氣的な影響を
考えて作られた、一族繁栄のためのシステムが
宗教なんです。

もっとも、宗教だけではなく、先ほど話した通り
心構えや日常生活の上での作法、生き方といった
あらゆることを総合的に整えてこそ
一族繁栄を保つことができるのですが。

礼節や感謝を重んじない家系は欲にまみれて
バランスを崩し、自滅するというのは自明だと
ぼくは考えています。

なぜなら、礼節や感謝のない家系はひたすら
因縁を生み出すからです。

実は算命学は一族繁栄を開運の目標としています。
そもそもとして、算命学は中国の古代王朝に仕えていた
占いなんです。如何にして王朝を繫栄させ
存続させていくか、ということを考えて作られた
占い理論なんです。

 

それゆえに、政略結婚をした上で

運氣を落とさない技法というものが存在します。

 

ただし、算命学鑑定師の言う通りに

すればという条件が付きますし

 

人間、どうしたって自分を律して

正しい道だけを選ぶなんてことはできないですから

当然のごとく、算命学という素晴らしい

知恵と技法があっても、中国の王朝というのは

度々、変わってきたわけです。

 

算命学の理論を駆使すれば、半永久的に
王朝を存続させ、国を繁栄させることが可能です。

ですが、それには犠牲が伴いますし
王族の方々の人間性の向上が不可欠です。
犠牲になるのは当然のごとく王族の方々です。

王族の方々は個人の幸せを放棄しなければいけません。
そういう犠牲の上に国というのは成り立っています。

国という多くの人の人生と幸せにかかわる
ものだからこそ、政略結婚などというものを
することになりますが、個人が愛情のない結婚を
することは正直、お勧めできません。

愛情があればなんでもよいわけでもないですが
愛情ある結婚をするというのは大前提にあると思います。

愛情というと曖昧で、人によって捉え方も
違うとは思いますが、できることなら
算命学の運氣で言うところの愛情のある結婚が
望ましいなと思います。

氣になる方は、一度、鑑定を受けて
氣になるあの人との相性などもみてくださいね。

*鑑定にはお二人の生年月日が必要です。



今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


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