以前、人工知能の勉強中にふと気づいたことを述べる。


人工知能に関する言葉で「フレーム問題」というのがある。フレーム問題とは簡単に言えば、ロボットがいろんなことを考えすぎて沈黙してしまうことである。


例として「赤いボールを取って」とロボットに命令したとする。赤いボールを取ることだけをプログラムされたロボットならすぐボールを取って終わるだろう。しかし人間のような高度な判断を行えるロボットならどうなるか。


赤いボールを探さなきゃ→ボールを見つけた→少し薄い赤色だけどこれは赤色なのかな→オレンジに近い色かな→これは違う色なのかな→赤に近いから赤色なのかも→もしかしたらオレンジかも→何個もっていけばいいんだろう→他にもボールがあるかも→もっと赤色に近いボールがあるかも→目の前にあるボールはどうしよう→もっていこうかな→いやオレンジ色なのかm・・・


こんなことをロボットのコンピュータが延々と繰り返すことをフレーム問題と言います。ロボットの頭脳はいろんなことを考えていますが、周りから見るとロボットがボールの前でただ立ち止まっているように見えます。


このフレーム問題がうつ病の自分と重なって見えたんです。大学生時代での研究室にて、パソコンの前でぼーっとしてたが、頭の中では「書類を作らなければならない」、「就活サイトも見なければならない」、「研究の論文を読まなければならない」、「先生とも研究の相談をしなければならない」、「先輩の研究の引き継ぎもしなければならない」など、たくさんのことを同時に考えていました。何か一つに枠(フレーム)を限定して作業することができなかったんです。その様子が先ほどのフレーム問題に似てるなーと思ったので書かせてもらいました。


ぼーっとしてるようでもたくさんのことを必死で考えてはいたが、周りからは怠けているように見られてたのがやっぱり辛かったです。誰かに伝えようともそれすらも考え込んでしまうので悪循環に陥ってしまいます。


なんでも一度に解決しようとせず、小さなことからコツコツ取り組む方が気楽だと思います。
前回、昔の自分の考え方を述べているときにふと、小さいときに考えてたことを思い出したのでおまけに書いておく。かなり意味不明なことを考えてたんで引かないでほしいです。


小学校低学年の時、通学路の近くに床屋があった。その床屋の前にはグルグル回ってる縞模様のやつがあり(バーバーポールっていうみたい)、それをじっと見てると、縞模様が下から上へと登って行くように見えた。それが不思議で不思議でたまらず、当時は「ポールの下から模様が発生する機械があり、それが上まで届くと今度は同じ模様を上の機械が下の機会に転送する」などという解釈をしていた。
模様が登っているように見えるのは目の錯覚なので、ある意味模様を発生する機械は自分の頭に入っていることになる。


ちなみにもう一つ、今度は「宇宙が無くなったらどうなるか」をよく考えていました。小学校の帰り道に徒歩で30分くらいかかるのでいつも何か考え事しながら歩いてた(ちと不用心)。そのときの一つが、もし宇宙が無くなったらである。


宇宙が無くなると、地球どころか太陽も無くなり人も生きていけない。植物や動物もいなくなり、ただ真っ暗な世界だけになる。人もいないのでその光景を写真や本に残すこともなく、ただただ永遠と真っ暗な世界が続くだけ・・・ということを考えていた。当時はかなり真剣に考えており、気が付くともう家の前まで着いていたりした。


考え抜いた挙句、”宇宙もまたひとつの星でありそれを含む別の宇宙がある”とか”真っ暗な世界でもすごく小さな星や太陽が生まれて少しずつ大きくなる”といった結論に至った。


せっかく長い間考えて出した結論だが、こんなの学校のテストには出ないだろうなと思っていた小学生時代でした。
うつ病になりやすい性格とはどんなタイプか考えてみる。改めて言うことではないが、ネットや本でも書かれているように、責任をひとりで抱え込む人がなりやすいと思う。自分もそういうタイプである。自分だけで問題を解決しようとしたり、他人に助けを求めたりするのが悔しかったりと、その上失敗するとずっと引きずってしまう。あとは細かいことを考え込んだりするくせがある。


昔からこんな性格だったので20歳を越えるまでよく発症しなかったなと思う。昔の失敗は今でも正確に覚えているので無意識に積もり積もっていたのかも。


現在では多少失敗してもそんなに気にしなくなった。「そんなこともあるだろう」、「次同じ失敗しなけりゃいい」と思えるようになり、心に余裕ができた。これだけでも十分進歩できたかなと思える。あと、日々のことを日記にもつけるようにもなった。思ったことをそのまま記してたまに思い返すようにしている。


約2年半の間に考え方が変わってきたのを実感してきた。以前の自分なら食事もできないくらいの失敗でも、今ならのうのうとしてるほど。


うつ病はならないに越したことはないが、なってしまったものはしょうがない。ならいっそのこと自分の苦手な面、悪い面を直すチャンスにしてしまおう。ついでに視野を広げてみて新しいことに目を向けてみるのも悪くないかも。


自分の場合は新しいことに目を向けた結果、ターミネーターやホームアローンなどの洋画が好きになったり、アンティークなデザインに惹かれるようになりました。なぜそうなったのかは自分でもよくわかりません。