前回までの記事を振り返ってみてふと思ったのが、お話を聞いてくれるロボットを作ってるのになんでクローラがついてたり、スマホが載ってたり、操縦するプログラムなんか作ってるの?とか思われそうなことに気が付きました。自分でも説明不足だった気がします。


まずお話をさせるためには、それを実行させるアルゴリズムを作らなければなりません。相手の話した内容を覚えたり、顔や声からその人物の区別も必要になります。ただ黙って聞いていても恐らく飽きられます。ところどころに相槌を打ち、うんうんとうなづくことも必要です。そんなプログラムを書くとすればかなりの時間、労力が必要になります。


そのプログラムを作るのはもちろんのこと、他にロボットならではの機能も与えてみたいのです。それがロボットの操縦(ラジコン化)です。ロボットにはカメラもついているので遠く離れた場所の景色も見ることができます。何よりスマートフォンが装備してあるので、リアルタイムな会話もできます。モニターを使えばお互いの顔を見ながら話すこともできるでしょう。


こういうロボットは案外世の中にはないんじゃないかと思っています。病院内にあれば入院中といえど離れた家族に連絡もできます。おじいちゃんおばあちゃんが入院中でも離れたお孫さんと顔を見ながらお話することができます。最近はパソコンやテレビを使ったテレビ通話はかなり安く、簡単にできるようになりましたが、子どもやお年寄りからしたら取得するのになかなか苦労するでしょう。そういう負担をロボットに任せて、音声などで「自宅へ電話して」と一言言えばロボットが自動で繋いでくれる、といったこともできます。


ロボットの操縦も自宅のPC、スマホからロボットへとアクセスして自由に操縦することができます。入院している家族がどうしているか見守ることもできますし、何か異変があればそのまま病院へ連絡も送れます。せっかくのロボットなのでこういう使い方もアリだと思います。


いろいろ長くなったのでまとめてみます。要はロボットにお話を聞いてもらうこともできますが、他社との連絡にも使うことができます。必要とあらばロボットを介して遠隔の人間とコミュニケーションを図ることも可能になります。主な機能はこんな感じです、ロボットにさせたいことがたくさんあるため忘れがちになってたので今回で述べさせていただきました。
現在制作中のロボットの形状を記そうと思います。


目標としてはこのデザインで行こうと思います。ただ現在も修正中なのでコロコロ変わってます。
デザインの参考としたのはメタルギアシリーズよりメタルギアmk2からです。好きなロボットだけありデザインにも愛着があります。カラーバリエーションもいくつか考えてますがそれは並行して追加していく予定です。



そして現在のテスト用ロボットです。大きさは忘れちゃったけど高さ20㎝もないと思う。上記のデザイン決定前の試作段階なんでかなりデザインが違ってます(特に頭部)。とりあえずハードウェア、ソフトウェアの勉強用に作ったものなんで、作りやすさ、コストの低さ重視にしてます。この子のおかげでかなりロボット作りの勉強になりました。



あとは細かいところについて、移動はクローラ(キャタピラ)で移動します。本体はプラスチック素材で構成。頭には小型カメラが付いています。側面にある丸い物体はスピーカーです、デザインが気に入ったので市販品そのままを使ってます。


デザインスケッチでは側面に大きな板のようなものがついてますが、これはスマートフォンを収納するものです。将来的にはスマホの機能を備えたロボットを実装するため、取り付けています。スマホの薄さ、多機能さを利用してモニターに利用したり、アプリから道案内をしてもらったり、ゲームをしたりなど、いろいろできることは広がります。


こんな感じでロボット作りを進めています。現在はロボットをコントロールするための操縦プログラムを作っています。ほぼ完成間近なので次回に詳しく書こうと思います。
前回にも述べた心を癒すための心療ロボットの説明の続きです。



ロボットには人の話を聞くことができ、内容もちゃんと覚えてくれます。たまには話した内容をオウム返ししてくるかもしれません。別の人にも自分のことを勝手に話してくれるかもしれません(秘密にしてほしいことは言わないように調整するつもりです)。


と、ここまでがロボットのメインのお話ですが、もしこんなロボットが発売されたらいったい誰が欲しがるのか、もしかしたら即ワゴン行きか燃えないゴミ扱いになるんじゃないか...
ちょっと心配なので少し想像してみましょう。


目的が介護なので病院に置くとしましょう。ロボットを置いてくれる余裕があるということはけっこう大きめの病院かもしれません。大きい分入院患者も大勢いるでしょう。科にもよりますが、やはりお年寄りが多いと予想します。最近よく聞くニュースの中で介護分野の人手不足が挙げられます。人が少ない分、一人あたりの仕事量が増えることは間違いありません。自分達の仕事で手一杯で患者の精神的なケアまではなかなか行き届かないと思います。


精神的なケアと言っても簡単な世間話ひとつすることでも患者さんにとっては大きな励みになると思います。それすらもできない状況となると患者からすれば不安が増すばかり。
ここで介護ロボが登場すれば、患者さんたちの愚痴程度なら聞くことはできます(愚痴は医療関係者達に喋らないようにね)。


色んな患者がロボットに話しかけるうちに自然と周りともコミュニケーションも生まれるかもしれません。他愛のない趣味の話をしてると同じ趣味の患者さんと意気投合するかもしれない。そういう環境づくりも必要なのではないかな。


もっと具体案を述べると、患者さんの状態をモニターしておくのも有効ではないかな。「○○さんは今朝、胃の下あたりに痛みがあると言ってました。」とかを担当看護師なりにメッセージを送るなどというのもできるだろう。患者自身でしか分からない変化から大きな病気につながるヒントが隠されているんではないかなと考える。医療には詳しくないから断言できないけど。


意外と掘り起こしてみると面白いアイデアが浮かんでくるものかも。もしかしたら世の中に既にあるかもしれないけど、ある意味そのほうが自分のアイデアをより発展させるチャンスにもなりそう。