前回にも述べた心を癒すための心療ロボットの説明の続きです。



ロボットには人の話を聞くことができ、内容もちゃんと覚えてくれます。たまには話した内容をオウム返ししてくるかもしれません。別の人にも自分のことを勝手に話してくれるかもしれません(秘密にしてほしいことは言わないように調整するつもりです)。


と、ここまでがロボットのメインのお話ですが、もしこんなロボットが発売されたらいったい誰が欲しがるのか、もしかしたら即ワゴン行きか燃えないゴミ扱いになるんじゃないか...
ちょっと心配なので少し想像してみましょう。


目的が介護なので病院に置くとしましょう。ロボットを置いてくれる余裕があるということはけっこう大きめの病院かもしれません。大きい分入院患者も大勢いるでしょう。科にもよりますが、やはりお年寄りが多いと予想します。最近よく聞くニュースの中で介護分野の人手不足が挙げられます。人が少ない分、一人あたりの仕事量が増えることは間違いありません。自分達の仕事で手一杯で患者の精神的なケアまではなかなか行き届かないと思います。


精神的なケアと言っても簡単な世間話ひとつすることでも患者さんにとっては大きな励みになると思います。それすらもできない状況となると患者からすれば不安が増すばかり。
ここで介護ロボが登場すれば、患者さんたちの愚痴程度なら聞くことはできます(愚痴は医療関係者達に喋らないようにね)。


色んな患者がロボットに話しかけるうちに自然と周りともコミュニケーションも生まれるかもしれません。他愛のない趣味の話をしてると同じ趣味の患者さんと意気投合するかもしれない。そういう環境づくりも必要なのではないかな。


もっと具体案を述べると、患者さんの状態をモニターしておくのも有効ではないかな。「○○さんは今朝、胃の下あたりに痛みがあると言ってました。」とかを担当看護師なりにメッセージを送るなどというのもできるだろう。患者自身でしか分からない変化から大きな病気につながるヒントが隠されているんではないかなと考える。医療には詳しくないから断言できないけど。


意外と掘り起こしてみると面白いアイデアが浮かんでくるものかも。もしかしたら世の中に既にあるかもしれないけど、ある意味そのほうが自分のアイデアをより発展させるチャンスにもなりそう。