ねえ 聞こえていないのでしょう?
あの幸せな歌声も こんなに近くの嘆きのさえずりも

繕っても繕っても どこか綻んでしまう話
楽しいわ もっと聞かせて

さあ 歩き出しましょう
探しに往きましょう
遠くの綺麗な旋律は 本当はとても醜い枯れた音
教えてあげるわ
築き上げた世界は簡単に壊れて消えるものだと


どんなに裏切られても
どんなにこの手を汚しても
それでも自分を求めずにはいられない
黄昏の薔薇は赤くなくとも祈りの色
闇夜に浮かぶ姿は希望


足下に群がる亡者を振り払えない事なんてわかってる
それでも腕を天に向けて
何かにすがって声を張り上げる
私も誰かの足下に絡みついているなんて

気がつかないわ 見えないわ
真実は認めたくないの