この時期になると、喪中はがきが届きます。
「父が100歳にて永眠いたしました・・」
「夫が79歳にて・・・」
その中の1枚に
「兄が19歳にて永眠しました」
という娘あての喪中はがきが・・・。
一瞬、目が止まり、なにも考える間もなく
涙がポロポロ溢れて落ちました。
「彼は短い人生を懸命に駆け抜けたのだ・・・」
「人生の価値は長さじゃない・・・」
いろんな言葉が頭の中を駆け巡るけど
やっぱり、悲しい。
母親としては、どうしても泣けます。
それぞれの人たちの人生を思って
しばし目を瞑りました。
どんな人生を生きたとしても、
その人生はその人にとって、かけがえのない学びであり
体験の場だったのだから・・・それで、すばらしいのだ。
どうぞお幸せでいてください・・
そう思ったとき、ふと気がついたことがあります。
この頃、日常のなかで接する人たちに
違和感を感じることがありました。
「どうしてそんなに戦っているの?」
「そんなに自分を縛らなくても・・・」
言えない言葉がわたしのなかにありました。
そこに感じる違和感に
「どうしてそんなに分離の世界を生きるのかなぁ?」と
なんだか重苦しくて・・・。
でも、その喪中はがきを読んで気がついた・・。
分離の世界を生きることも
別に悪いわけじゃないんだ。
いま、この人はこの人生を生きている。
いま、懸命に生きながら、
わたしにも大切なことを教えてくれているんだ。
わたしが今できることは、愛とともに寄り添うこと。
裁くことじゃない。
相手のことも。
いま寄り添えないでいる自分も
裁かなくていい・・・
いいとか悪いとかじゃない、っていつも言ってるのに。
気がついたら、ゴールばっかり見て
いまを楽しむことを忘れるんだよな~。
でも、そう気がついたら
目の前で意固地になっているその人を
なんだか愛しく感じてくるから不思議で。
そしたら、その人がなぜかたくさん
「ありがとう」って言ってくれて・・・
よくわからないけど、
やっぱりわたしたちは繋がっている
それでいい、って思った。
