ある日、目をつむって、手をひかれて森の中を歩いて見ました。

真っ暗な中、手を引いてくれる感触を感じながら、風の音を聴きながら

空気を味わいながら。


そして時々、木に触ったり、小さなお花の前で

ぱっと眼を開けて、心でシャッターを切ります。



春の陽射しのように


春の陽射しのように

普段、目にもとまらないしろつめ草も

真っ暗だった目に飛び込む時の可憐なこと!


手を引いてくれる人を信じて歩く。

五感・・・残る四感をいっぱいに駆使しながら。

でもほんとは私、ただ感じるということが苦手なのです。

頭の中にいつも言葉がぐるぐる渦巻いてしまうのです・・・ショック!


目をつむったまま、どんどん先を歩こうとしたり

「階段ですよ」と言われたら、下りの階段なのに、勝手に上がろうと思って足を高くあげてみたり・・あせる

どうしても身を任せきることができなくて、なんだかオチツカナイ・・・


交代して、手を引く側になったら、

「この景色も見せてあげたい」

「あの木に触らせてあげたい・・・!」

急に元気になりましたべーっだ!


こういうところに個性が出るんです。          
春の陽射しのように


春の陽射しのように

久しぶりに山の空気と、真っ青な空に抱かれて

幸せなある日のできごとでした。