前回
の続きです
まつりの初日は、朝、宮古島から移動して
きたので
会場にはお昼頃の到着となりました。
（空港から南城市が地味に遠かった
）
今回はお客さんだけじゃなくて、なんか
あっち側に行きたいって何となく思い始めて。
で、おむすび隊
に参加することにしていました
去年、奈良で食べた佐藤初女さんのおむすび。
普通のおにぎりではない。
作り方もちょっと違うらしい。
何度か、ワークショップに行こうとしたけれど
日程が合わなかったりして、結局まつりの初日に
初めて練習でむすぶ事になりました。
おむすびは、まゆさんが教えて下さいました
おむすび隊のメンバーは、前回の奈良での
経験者が数名だけで、ほとんど初心者の人が
多かったと思います。
まゆさんから、お米の量り方に始まり
水加減の仕方、浸水の程度、炊き方、
混ぜ方、ごはんの量、結び方、海苔の
切り方、海苔のまき方、なじませ方、、、
たかがおむすび、とは到底思えない
丁寧な行程を経て、初女さんのおむすびが
出来上がります。
1日目は練習なので、1回炊いて、それで
むすんだり海苔をまいたりして、それぞれが
お味見で１つづつ頂いて、力の感覚とか
出来るだけ実感して分かるように頑張りました。
そうして翌日、いよいよ本番
みんなが自然と役割分担しながら、特に
混乱もなく、かといって手持無沙汰になりすぎず
要所要所はまゆさんがチェック下さって
予定の300個に向けて、どんどんおむすびが
出来上がっていきます。
途中、私は神楽とフラが見たくて、少し抜けさせて
いただいたんです。
したら、なんとその間にぢんさんが調理室に
来はったそうで、、、
私が戻った時には、もうみんなひとしきり話したり
写真撮ったりした後で、ぢんさんもいなくて
実はものすごーくショックで、でもおむすびを
また結ばないといけないから、気持ち切り替えて
頑張ろうって思ったら。
控室から外に出ようとするぢんさんを発見
いつもの私なら、あ～と思いつつ見送るんだけど
どうしても自分の夢（いつかぢんさんとツーショット
）
を叶えたくて、勇気を出して
「ぢんさん
一緒に写真撮って下さい」
って言いました
緊張した～。
そしたら
「あ、もう靴履いてしもた
」
って言わはったんですけど、
「私が靴履いて外に出ます
」
って言うて、高速で靴履いて写真撮って
もらいました
しかも、その後、ぢんさんのブログやインスタに
まで載せていただき。
幸子さんの投稿では、ぢんさんと一緒に名前が
載るという、私にとってはもう奇跡の連続
私はただの、いちファンで、時々beトレに行くくらい
なので、ぢんさんとこんな風にお話が出来る
なんて夢にも思わなかった
でも、ずっとそういう風にしている人たちを見て
心の中でこっそり「次、わーたし♡」って言うてた
きっと、頑張って沖縄に来た神様からのご褒美
やなって、しみじみ喜びをかみ締めました
（ここに
色々載せていただきました
）
ちょっと前後しますが、13時からおむすびの
配布があり、何となくの流れで、まぁこと私の
2人で配布をする事になりました。
深く考えずに受付辺りに行って配布を始めると、、、
みなさん、とても嬉しそうにおむすびを選んで
手に取って、めちゃめちゃ喜んで下さるんです。
「え！いただけるんですか？」
「わ！いいんですか？」
「わ～、めっちゃかわいい」
「おいしそう～」
「ありがとうございます～」
「初女さんのおむすび、食べてみたかったんです」
などなど、次々と感謝の言葉が
私、おむすび隊させてもらって、純粋にただ
楽しかったんですよね。
知りたかった事が分かって、それでおむすびを
むすべて。
一緒にむすんだ人たちも、とても素敵な方々で。
たまたま配布させてもらったら、こんなにたくさんの
ありがとうのエネルギーをたっくさんいただいて。
皆さんに「ありがとうございます
」って言いながら
一緒におむすび結んでくださった皆さんの事を
思い浮かべ、本当に心から感謝の気持ちが
溢れてきました
そして、その時に、優花さんがおっしゃっていた
ギフトシェアをしっかり心で理解できた気がしました。
あ～、こういう事なんやなって
目に見えるものや、お金だけじゃないって
こういう事なんやなって思って。
私は今回、正直沖縄に来るだけで精いっぱいで
まつりのギフトシェアも、最初はTシャツを買うくらい
しかできなかった。
でも、なんかそれだけではもらってばっかりやん、
って気持ちがあって、それもあっておむすび隊への
参加を考えた。
自分ができる事をシェアする。
したら、思っていた以上の喜びが帰ってきた
だから私も、この想いを止めずに循環させて
いきたいなぁ、と今は考えてます。
何が出来るか分からんけど、でも、これで終わりって
なぁ
これからきっと、こういう世界が増えていく。
もちろん現実的な部分が無くなる訳じゃないので、
お金自体が必要なケースだってたくさんある。
まだまだ、そこで回っている世界が中心やから。
せっかく沖縄で感じた、このなんかあったかい
気持ちを、忘れてしまわないように、、、
これからも考えていきたいな