現実逃避したい!

  

毎月、義母が出かける二泊三日のショートステイ。

この期間だけは、全ての束縛から解放される日。

今月も坂本くんのミュージカル、美術鑑賞にプチセレブなランチと、

とても優雅な一時を過ごす事が出来ました。

  

でも、楽しいことはそうそう続くものじゃない。

先日のこと。

夫からの電話で、一気に現実に引き戻されてしまう。

「バァサンが熱出したそうだ。病院連れて行くからお前も来い!」

ステイ先で見た義母は、出発した日の様子とまるで違う。

支えが無いと、一人で立てない。

抱えてやらないと歩けない。

おかしな言動も出始め、微熱のせいとは思えない。

「いつも泊まってるフロアと違ったから、混乱してるのかもしれません」

とスタッフの説明。

あんな気の強い義母が、まさかねぇ・・・

 

病院でのドクターとのやり取りはしっかりしたもの。

体の事は本人しかわからないし、私の口出しできることではないけど。 

けど、帰宅してからも、玄関も自分の部屋もわからない。

あきらかに様子が違う。

どうしよう~、オロオロ、アタフタ・・・

居ないのをいい事に、2日間たっぷり楽しんだツケがきたのかな?

などと一人イジイジ。

 

えぇ~!!!我が目を疑う光景。

   

美味しそうにタバコをふかしてるではないか!!

どんな状態になっても、タバコは忘れないのね。

立て続けに2本。

「咳が止まらない、たんが出る」

と、あれほど訴えてたのに・・・

  

私らの思いとは裏腹に、不思議といつもの状態に戻っていく。

コレって、ただの禁断症状だったってこと?

「帰ってきて、一服すると安心するんだよね」

おい、おい・・・

  

そして今日。

「咳もたんも止まらない」と言うので病院連れて行った。

肺気腫になりかけているとの事。

「このままタバコ吸い続けてると、ますます悪化します」

ドクターからはっきり宣告された。

「タバコは止めなさい」

さてどうする?

究極の選択。

吸わなきゃ禁断症状で認知症もどきだし。

吸えば、「夜中に息が苦しい」と騒ぎ出すし・・・

   

義母の決断。

「もう吸わない。証拠にコレ処分して!」

渡されたのは未開封のタバコ2箱。

(何時の間に買ったんだか。。。 )

背に腹は変えられなかったようね。  

病院の往復で相当息が苦しかったらしく、ゼエゼエしてたもの。

「自業自得よ!」

ちょっと厳しい言い方だったかな?と思ったけど、

家族の忠告無視し続けた結果だしね。

   

禁断症状出ないこと、願うのみだわ。