おはようございます。
今日も晴れて、気持ちのいい朝を迎えました。
今朝の空。南天には、下弦の月が見えました。
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波乱の多かった大相撲五月場所も今日で終わりです。
一昨日の朝乃山と栃ノ心の取り組みでは
行司軍配は栃ノ心に上がりましたが
物言いがつき、協議の結果
朝乃山の勝ちとなりました。
しかし、テレビから繰り返し流れたビデオ映像では
栃ノ心の足が土俵にしっかり残っていて
行司軍配通り、栃ノ心の勝ちに見えました。
テレビの前で観戦していた私は
何か釈然としない気持ちのまま
一夜を過ごしました。
そして、昨日の大相撲14日目。
朝乃山は大関豪栄道に堂々と勝って
栃ノ心と鶴竜の取り組みを待ちました。
鶴竜が負けて栃ノ心が勝ち
この瞬間に、朝乃山の優勝が決まりました。
千秋楽を待たず、1日早く優勝が決まり
朝乃山も思わぬ結果に
優勝の実感が湧いていないようでした。
優勝が決まり、朝乃山はインタビューで
次のように言っていました。
(昨日の栃ノ心との取り組みの結果に)
「きのうが納得いっていないんで…分かんないです」
自分では負けたと思っていた取り組みを
行司差し違えで自分が勝ったことになってしまった
もやもやした気持ちが残っていたようです。
しかし、インタビュールームを出る時に
栃ノ心から「おめでとう」と言われ
朝乃山は「すいません」と謝ったそうです。
私の稚拙な説明では全貌がつかめないと思いますので
この件については、こちら★ をご覧ください。
三役(小結・関脇・大関)経験のない
平幕力士の優勝は
58年ぶりとのことです。
勝敗の判定に納得がいかず
苦情が殺到した夏場所。
正々堂々と戦った朝乃山と栃ノ心には
何の非もありません。
力士は15日間と言う長い場所に
命をかけて取り組んでいます。
その力士の取り組みを無駄にしないような
正確な審判を行って欲しいと思いました。
今日は千秋楽。
トランプ大統領も観戦に来ることですし
大いに盛り上がるでしょう。
朝乃山関、優勝おめでとうございます!
次世代を担う立派な力士として
今後の活躍を期待しています。