おはようございます。
昨日、桜前線が平年より早く北上して
青森市で梅前線に追いついたとのことです。
青森市では桜と梅が同時に咲いているんですね。
満開になったらどんなにか華やかで綺麗でしょう。
想像して楽しんでます。
********
長瀞はオールシーズン楽しめる観光地です。
特に有名なのは荒川のライン下り。ラフティングもできます。
初春は宝登山のロウバイと梅、春は桜、秋は紅葉。
年中楽しめる宝登山のハイキングなど。
そして何よりも有名なのが地質学発祥の地としての長瀞です。
長瀞が地質学発祥の地となった由来については
この記念碑の裏に書かれています。
川べりに行くと、広い岩畳や色とりどりの変成岩があります。
大正時代、宮沢賢治が長瀞を訪れた時に
荒川の美しい結晶片岩を博多帯になぞらえて、歌を詠みました。
「つくづくと 粋なもようの 博多帯
荒川ぎしの 片岩のいろ」
宮沢賢治が詠んだ歌の片岩は、虎石と呼ばれている片岩です。
表面の模様が虎の毛皮の模様のようになっている結晶片岩で
ステュプルメノン片岩とも言います。黒い部分がスティプルメノンです。
今回は、岩畳まで行かなかったのですが
以前のブログに載せた岩畳の写真がありましたので
載せてみました。季節は秋です。
川下りの船着き場と岩畳です。駅から商店街を抜けると
この川辺に出ます。とても広い岩畳になっています。
ブラタモリではタモリさんが訪れて、それ以降、有名になりました。