もう少し先と思っていたのが、急遽小田原に行って来ました。
ういろうも小田原の名物なんですね。
全国各地にご当地の老舗のういろうがあります。
一口にういろうといっても、原材料が少しずつ違うので、食感やお味が変わって来ます。
一番お気に入りは、故郷の伊勢の虎屋のういろうと言いたい所ですが、1番好きなういろうは、山口の御堀堂のういろうです。
山口の御堀堂のういろうは、ワラビ粉を使っています。
つるんとした食感で、大変上品なお味です。
夏によく出回るわらび餅は、サツマイモから作ったデンプンで使いますが、和菓子屋さんで売っている正統ののわらび餅はワラビの根を粉にした物を使い、このワラビ粉は大変高価です。
最近は、阪急の全国銘菓コーナーで売っているので、つい懐かしく見つけたら買ってしまいます。
伊勢の虎屋は、ういろうではなく「ういろ」です。
伊勢の虎屋のういろは、全国のデパートの催事コーナーでも売られるようになり、見かけるとつい買ってしまいます。
虎屋のういろは小麦粉が原料で、しっかりと弾力があり、上品に黒文字で切って食べると言うより、手づかみでほおばるという感じのおやつです。
季節限定のういろがあって、中でも1番のお気に入りは、春秋お彼岸の季節のみ売り出すおはぎういろうです。
上が小豆のういろで、下がもち米です。
期間限定なので、もし今月見かけられたらラッキーです、是非召し上がってください。
名古屋、京都にも有名なういろう屋さんがあります。
さて、初の小田原のういろうは、米粉が原料で、大変しっかりとした弾力があり、素朴な味わいでした。
今回お茶を買ってきましたが、お薬のういろうもあるそうで(何だろう?興味津々!)、次回はお店に行ってみたいと思います。