檸檬 | 心の空、映し鏡。
- 梶井 基次郎
- 檸檬 (集英社文庫)
私が読んだのは新潮文庫ですが画像がないので仕方ない。
短大の授業で日本文学を取ったことで、この頃の作品に触れる機会が多くなったんですよ。前の武者小路含め。
- なんかそれが面白そうに見えるんですよね。まずは有名どころで家にあったやつを読んでみました。
…ていうか、仮にも文系の学校行ってるんだから授業云々の前に知らなきゃまずいのかなぁとも思いますが。
しかし、暗い。最初の頃の作品はそうでもないけど、ところどころかなり暗い。
私はそこまで暗いのを所望してはいなかったので、明るめな話のほうが面白く感じましたが、解説にて梶井さんの精神面や身体面やらと関連付けて作品を紹介しているのを見ると見方が変わりましたね。
辛いときには作品も暗くなる傾向があったり浮上すると救いのある傾向になったり…そういう短編集の読み方があることを初めて知った気がします。
新しい作家、作品に出会うことも良いけど、一人の人を突き詰めることも良いんだなって思わせてくれた作品です。卒業研究のクラス決めもこれに影響されました。

