今年は全国的に雨が多い夏でしたね。
熊本は一昨日からやっと爽やかな秋風が吹くようになりました。
久しぶりに当園のレモングラスの様子をお知らせします。
こちらは、今年の6月に定植したレモングラスです。
通常は、5月上旬に定植するのですが、カモミールの跡地に定植したため遅くなってしまいました。
あと1か月ほどで収穫できると思います。(1年めは1回の収穫でお終わりです。)
こちらは、昨年定植したもので、もう収穫して良い時期ですが雨のため手が回らず収穫が遅れてしまっています。(2年めは2回収穫できます。)
ところで、下の写真のレモングラスの葉の色が薄い(黄ばんでいる)と思いませんか?
これは、レモングラスが肥料を欲しがっているという合図なのです。
稲の場合も「稲の3黄」と言い、「定植直前の苗の時期」「生育の中ごろ(分結の時期)」「熟れる時」には、黄色くしなければないと言われています。そうしたほうが、根が強く張り丈夫で美味しくなるのです。
(黄色くするということは肥料分を不足状態にするということです。)
レモングラスの場合も、私はレモングラスも甘やかして肥料や水を多く与えるのではなく「欲しがるまで待って」から与えることにしています。
その方が丈夫で香りが良いレモングラスになるように思っているからです。
でも弱らせてはいけません。欲しがらせる程度でなければいけません。
今日、当園作成のぼかし肥料を少しあげました。きっと喜んで吸収してくれるでしょう。
これは、子育てにも似てるような気がしますね。
熊本ハーブ園レモングラス 太田でした。