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サイモン・ウイゼンタール著の「希望の帆」に書いてある。サイモンウイゼンタール自身が書いてるけど彼はアシュケナジユダヤ人なんだそうです。ドイツユダヤ人なんだそうです。
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カザール族に関してはいろいろ言われててブルガリア人、アヴァール人、ハンガリー人に近いという説があり一方トルコ系だという説もあってはっきりしない。隣人に対して絶えず戦争するのでペルシア人ビザンチン市民はひどく恐れてた。アラビア人とは常に戦争してた。ブルガリア人とロシア人はカザールの家臣だった。

ビザンチンのレオ皇帝が723年自分の王国のすべてのユダヤ人をキリスト教に改宗させようとしたのでユダヤ人の医者商人職人がカザールに逃げ込んだ。パシリウス皇帝の時もキリスト教に改宗か?死か?と迫ったのでユダヤ人はカザールに逃げた。とくにグルジアのチフリス、ケルチュ、クリミア半島のセバストポリにはユダヤ人の入植地が増えた。

なぜカザールにユダヤ人が増えたかというとカザールは宗教にうるさくなくキリスト教、イスラム教ユダヤ教が宗教対立なく平和に暮らせたからです。根端は宗教に関係なく戦闘員を増やしたいために宗教に寛大になった。

8世紀半ば740年790年の間にカガン、ブランのカザール王族がユダヤ教を受け入れた。なぜユダヤ教を選んだかというと。
3つの宗教を知ったためにキリスト教イスラム教の根源がユダヤ教だったと気づいたからです。一番親分のユダヤ教にしよう。

しかしカザールは好戦的な民族で領土拡大狙うので隣人は恐れた。
12世紀になって以前カザールの臣下だったロシア大公キエフと戦争状態になる。いくつかの戦争でカザールは弱体化しついに消滅してしまった。カザール族は逃亡したが捕えられ自分たちを討ち負かした国の住民に同化してしまったということです。ほとんどが正教に改宗してる。
ただカザール支配階級の数人がスペインに逃げスペインのユダヤ人共同体に加わった。12世紀のトレドにカザールユダヤ人の共同体があったという。
↓ロシア革命の時のラーザリカガノビッチはカザール貴族の子孫という。


ネットでユダヤ人にはアシュケナジとセファラデイと2種類あってアシュケナジはカザール王国の子孫で偽ユダヤである。
だからキッシンジャーもフロイドもアインシュタインもユダヤ人じゃないのだ、偽ユダヤだ、
と書いてる人がいる。

今から何十年も昔宇野正美がさかんに東欧ユダヤ人は偽ユダヤだ、、と書いてた時、私は

「この人、現実に
ロシアやポーランドのユダヤ人と会ったことないな。会ってたらこんなこと感じるわけない」と思った。

ロシアやポーランドのスポーツ選手を見てて
「この人のご両親は
ナチス時代どこに隠れておられたんだろう?」と考え込むことがありました。


エリヴィーゼルもソ連で山岳ユダヤ人以外のあらゆる種類のユダヤ人と出会ったが、

ロシアのユダヤ人は純然たるユダヤ人だと書いていた。

プリモ・レビが書いてたけど。カザール人は今日のウクライナ人だそうです。

もしウクライナ人がユダヤ人になってるのなら、ユダヤ人にはノーベル賞受賞者が多いけど、、ウクライナ人にだってノーベル賞が続出したっていいはずだ。ウクライナ人てフルシチョフもウクライナ人だった。

例えばローザ・ルクセンブルグはポーランドのユダヤ人だけど両親はポルトガルから逃れたユダヤ人である。スピノザもポルトガルからオランダへ逃れたマラノの子孫。

ハインリッヒ・ハイネもセファラデイムの血が濃い。

クラカウにもセファラデイムユダヤ人が住んでいた。

ハンザ都市のハンブルグにはマラーノのゲットーがあった。ロンドンもマラーノの拠点だった。

ロシア革命の時のレフ・カーメネフもセファラデイムだった。アンネフランクさん、トーマス・マンも母方はスペイン系ユダヤ人。

ハンブルグのマラーノのゲットー にはそのうちポーランドのユダヤ人が押し寄せてきた。コザックの襲撃に遭い皆殺しにされかけて逃げてきたのだ。ユダヤ人たちはポグロムに遭うたびにあっちに逃げこっちに逃げごちゃ混ぜになって暮らしてるのである。

この偽ユダヤ人説を唱えたのがブタペスト生まれのユダヤ人であるアーサー・ケストラーという人だと最近知った。

アシュケナジユダヤ人はカザールだという説は日本以外の国では噴飯モノとして全く相手にされないのに
なぜか日本人には盲信してる人がいる。


今日DNAテストでアシュケナジユダヤ人はカザール王国の人々とは全く別の血筋であることが証明された。
ヨーロッパに広がったアシュケナジと中近東に広がったセファラデイムは別々の地域に住んだというだけで
DNAはおなじである。

コーヘンユダヤ人とはアーロンの直系であるがアーロンの子孫には他には見られない顕著な特徴がy
染色体の遺伝子に見られるそうである。

その遺伝子がアシュケナジとセファラデイムの両方に見られるそうです。

アシュケナジがカザールの子孫であればカザールの風習や伝統、言語などが多少なりともアシュケナジユダヤ人の間に残ってるはずですが
まるきり存在しないそうです。
「日本とユダヤ・魂の隠された絆」中丸薫、ラビ・マービン・トケイヤー

今日のアシュケナジの系譜をたどると全員がラインラント地方と東欧に居住してる1500家族にたどりつくそうです。

アシュケナージユダヤ人はスラブ諸国でも10世紀のドイツ語をかたくなに守り
セファラデイムユダヤ人は15世紀のスペイン語をかたくなに守り続けた。
カザール語の片りんもない。中世のラビ文学にハザール人に関する記述が全くない。


ドイツ文化スペイン文化を誇りにしてきたからです。
カザール国王貴族支配層がユダヤ教に改宗したのは9世紀で住民はイスラム教徒のままだった。


カザリノフ、シャルデエフという名のハザール貴族が改宗したらしいが

ロシアには由緒正しいユダヤ人が紀元前から存在するのに
由緒正しくない少数のカザールをトップに持ってくるのが異様である。

アルジェリアユダヤ人ジャックア・タリが書いてたけど。

スペインポルトガルの異端弾圧以後セファラデイムユダヤ人はドイツポーランドに逃げドイツのギンズブルグやエプシュタインに逃げた。以後ギンズブルグ、エプシュタインを名乗る。ギンズブルグ、エプシュタインて姓のユダヤ人すごく多い。

ポルトガルからドイツに逃げたので姓をドイツ風にドラッカーに変えたと書いてある。ドラッカーは印刷屋です。

ドイツ語姓だから「偽だ偽だハザールだ」と決めてかかってる人いる。

アーサーケストラーはセルフヘイテイングジューだった。つまり自分を憎むユダヤ人だった。ユダヤ人でなくなりたいユダヤ人だった。

ユダヤ人はキリスト教徒イスラム教徒の両方から迫害されてきた。
ユダヤ人の中には自分を押し殺して多数派におもねる者が出てきた。
ユダヤ人を嫌うキリスト教徒が喜びそうな珍説を提供して媚びたのだった。

アシュケナジ偽ユダヤ人説をねつ造した。

ケストラーは1983年ロンドンで自殺しました。
反ユダヤ勢力はケストラーのこの説を利用してパレスチナを領有してイスラエルを建国した現代ユダヤ人の権利否定の根拠として長いこと利用してきた。
宇野正美のはケストラーの説をさらにねじまげハザールの王侯貴族だけがユダヤ教に改宗したのであるのに反しハザール全員がユダヤ教徒に改宗したかのように書いてるとこにある。そんなに沢山改宗するわけないのに。

それだけ現在のユダヤ人を偽物にして権威を下げユダヤ叩きに利用したいのだった。








↓ハザール貴族の末裔と言われるラーザリ・カガノビッチ
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日本のエルサレム、広尾のシナゴーグ周辺を散策してきました。

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W杯ロシア大会ベルギー代表のキャプテンがエデン・アザールだった。あのハザールの末裔かもしれない。
エデン・ミハエル・アザール(Eden Michael Hazard、1991年1月7日 - )は、ベルギー・エノー州ラ・ルヴィエール出身のサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシーFC所属。