昨日もらったお歳暮に礼状書いてたら旦那がそんな礼状出すな。もう一回書き直せと怒りだした。

ワードの使い方が悪くて字のバランスが悪い。 上と下のバランスが悪い。

別の絵葉書で印刷しなおしたら今度は切手の貼り方が悪い。

6回くらい直したら今度は絵葉書がよくない。と文句を言いだした。

義父母が昭和時代に買い集めた絵葉書や切手を私は使ってる。昔の絵葉書だから古くさいのだ。だけどドケチの私は40年くらい昔のでも使ってしまう。 えんえんとクレームつけて馬鹿のアホのアンポンタンのとののしるので

「それなら自分で印刷しなさい。私は出かけるから」と言って逃げ出した。 帰ってみたらゴミ箱が失敗作の絵葉書で埋まっていた。

1枚パーフェクトなのが出来上がってて旦那が「見たか!!すごいだろう。俺は!!」と自慢たらたらである。

礼状1枚書くのに何でこんなに苦しまないといけないのかな?



夜寝ながら本当に自分はアホで馬鹿でアンポンタンなんかなと考えたら死にたくなった。 死にたくなった、、と言ったら

「よう死なんくせに大きいこと言うな」とまた馬鹿にされる。

私は知っている。この夫はやさしい。

よその夫ならもっともっと馬鹿のアホのとののしったに違いない。 あれからクラスメートやら親類やら隣人が一斉に

「アホの馬鹿のあんぽんたん」 矢のように非難浴びせる声が聞こえだして、、眠れなくなった。 心が病んでゆく。

私の母は晩年、父の法事の最中、

突然履いてたストッキングに伝線が走ってるのに気づいた途端、おいおい泣きだしたことがあった。

母はいつもいつもポカをするんじゃないかとおびえながら生きていた。

失敗するたびにバカのアホのとののしられる家で育ったからだった。

私は今、母の心細い顔を憶い出だして


泪が止まらない。

marinachanのブログ
marinachanのブログ
marinachanのブログ
marinachanのブログ
marinachanのブログ
marinachanのブログ