アルトゥロ・ウイの興隆 | こぱん

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いままでも、これからも、SMAP。

昨日、私より先に観劇した娘①
「剛めっちゃかっこよかった」
とLINEがきました。

こんばんは、こぱんです。

私的初日。
剛は本当にかっこよかった。
バリータークも道も見たけれど
ウイ様も負けず劣らずかっこよかった。

本日のウイ様は台詞がお飛びになり
ローマに助けられるというね。
初観劇の私でも飛んだのわかりました。笑
一瞬、ハラハラする間。
直後、クスクス笑う観客。
助けるローマ。
半笑いのウイ様。
本日一番の見どころでした。笑

観劇経験もあまりなく
舞台のアレコレについてもよくわかってない
ただの1観客の戯言です。
多少ネタバレも含まれるかもしれません。
これから観る方は読まない方がいいかも。


実は…音楽の音が大きすぎて
真ん中のブロックの通路よりに
座っていたんだけれど
スピーカーからある程度離れていたけれど
音の大きさがとてもイヤだった。
耳栓を持ってこなかったことをちょっと後悔。

音響の良いKAATであの爆音。
不快さの演出であるなら成功だと思う。
でも、あの音があったから
物語にどっぷりと浸かれなかったのも事実。

剛の舞台は重めなので1度観劇できれば
それでいいと思っている私としては
少し物足りない感じがする。

舞台で進行するストーリーと
字幕で表示される史実が
折り重なっている。
それもまたわかりやすかった。

「誰かにとっての都合の悪い事実をなかったことにする」
「誰かが気に入らないという理由だけで亡き者にする」

事実をねじ曲げ
真実を口にするものを亡き者にし
銃口を突きつけ「自由な選択」を迫る。

銃口を突きつけられて
「服従」か「死」か選ばなければならない時
どれだけの人が
そのどちらでもない選択ができるのだろう。

そのどちらでもない選択はどうしたらできるのだろう。
そんなことを考える舞台だった。

ヒトラーの話だけでなく
身近に起こっている話でもある。
すごく遠くの昔の話ではない。
ごく最近だって…
いや、今現在だって。

我々も嫌と言うほど体験してきた。
あれもまた同じではないか。