木曜、午前休をもらって品川の呼吸器内科へ。
一週間前に大手町で吸入薬まで貰っていたのですが、咳が止まらないので、セカンドオピニオンというわけです。
これが、ビンゴ。
声楽やってて来週合唱本番ということも伝えたところ、吸入薬は声が枯れることがあるから要注意、効いてないなら無理に使わないでと。
で、新しく処方された薬、さっそくその日の午後から服用したら。
うそ。咳、出ません。
プラシーボ?・・・いやでも、、ほんとに出ません。
↓早朝の品川。

↓受診したクリニックが入ってるビルのロビー。
若い女医さんで、凄く熱心にこれまでの話を聞いて下さいました。

そして、今日は二日目。
朝の食卓で息子と話しても、リモート会議で発言しても、咳が出ない。
発声練習も大丈夫。練習中のアリアも歌える。
大袈裟ですけど、涙が出そうでした。
だって、本当に長かったのです。発熱してからほぼひと月。
世界は、このようであったのか。そんな気持ちでした。
これまで当たり前に歌ってたこと、なんて恵まれていたんだろう。と思えました。
この間に人生初の声楽コンクールがあったことすら、必要だったのかもと。
正直、全国大会で声が枯れたことはどうしても消化できずに、その晩、お風呂で泣きました。それは、あんなに大好きな曲を、素敵なホールで、しかも審査員の先生方の前で歌える、そんな大切な機会で力が出せなかったこと、あんなに美しい曲を美しく歌えなかったこと、その全てへのやるせなさでした。
もっと歌えた。
どうしてなんだろう。
何がいけなくて、こうなったんだろう。
そんな馬鹿みたいな自問自答。ただ情けなくて悲しくて、あの曲に謝りながら、泣きました。
でも、咳が止まった今、数日前の自分が愛おしくて。
コンクールって点数が付きますし、参加すること自体いろんな考え方があると思いますが、合唱以外のステージがない私にとっては、この病も含め素晴らしい経験になりました。
そして今、「歌える」ということが、本当に嬉しいです。
まだ二日目だし、ちゃんと養生しなければ。