シングルマザー、一戸建てを買う -2ページ目

シングルマザー、一戸建てを買う

シングルマザーが一戸建てを買うまでの、また現在進行中の奮闘記

リフォームの解体工事から始まって3週間後。ついに工事完了、引き渡し。

トイレも洗面台もお風呂もキッチンも、とっても綺麗になっていた。

洗面台は向きを変えてもらうのと一緒に、壁や床、水道の造作まで一緒に変えてもらった。

キッチンも隣の部屋との壁をとっぱらい、床も上張りされて広いLDKに。

風呂は在来タイルからユニットへ。エコキュートもきちんとつなげてもらった。

その他にも、表札やよくわからないコーキングを剥がしてもらったり、むき出しのコンセントを整えてもらったり、割れてた波板を張り替えてもらったり・・

細かい部分もいろいろ親切にやっていただいた。恐らく、今から住む自分よりも業者さんの方が家に詳しいだろうと思われるレベルで(笑)

これで160万。本当に文句ないです。感謝。。 これからも何かあったら頼ませて頂きます・・!

 

さて、ここからは、自前DIYのターンである。

リフォームというか、家の購入って普段ない金額がガンガン動いていくのもあって、

段々と買い物や予算に対する警戒心が弱くなりつつあると実感。

本当は玄関の取り換え等も考えていて、「予算オーバー・・まーいっか♥」となりそうだったのだが、ハッと気を思い直し、鍵だけ取り替えるDIYに変更。

そうであった。自分の身の丈にあった家を選ぶというのが本来の目的なのに、お金をかけているのでは本末転倒ではないか・・!

まったく、リフォームって線引きが難しい。綺麗になっていくのを見ると欲が出てくる。

本来の目的は十分果たしたのだ。ここからは住みながら少しづつDIYで治していくとしよう・・!

というわけで次からはDIY編に入ります(笑)

次は2社目の見積り。

しかし、現地への往復や日程の手配で、1回目の見積りで既に自分はくたくたに疲れてしまった。

仕事をしながら土日だけの対応では、1社見積りを取るだけで物凄い時間がかかる。

ネットでは少なくとも2~3社からは見積りを・・とあるけど、そんなことしてたら見積りだけで軽く1カ月以上かかってしまう。こういうのって勢いもあると思うので、長引かせると途中で気力も萎えそうだ。

とはいえ、比較はしなければ・・ということで、もう1社だけ見積り。個人工務店に比較見積りで頼むのは気が引けたので、ホームセンターで概算だけ出してもらった。

結果、最初の会社の見積りが十分相場よりもお安く、現場も慣れている感じだったので、結果、もうここでOKだろう・・!と1社目のところで契約することに。

 

結局頼んだのは、水回り全般とリビング(キッチンとリビングの間仕切りをとっぱらった)、後はベランダの波板の貼り替え、店舗用トイレの撤去。

(店舗用トイレは古く、家の中心にあってちょっと気になったので、撤去してもらった)

店舗、2階についてはほぼ綺麗だったので、手つかず。もう後はDIYで治していくつもり。

DIYもまた未知の世界。再度勉強の世界である(実は楽しい)。

 

次はいろいろ仕様決め。キッチンの色やサイズ、お風呂の色、床の色・・。カタログを見ながらあれやこれや導線を想像し・・ってコレ、多分とっても楽しいフェーズだと思うんだけど、私は正直「どれでもいいです」状態だった。

最近気づいたのだが、私は家に対する希望があまりない。実用主義というか、無いなら無いでその中でやりくりするタイプ。なので沢山の選択肢は帰って決断を鈍らせて邪魔だったり・・(笑)

かといってサイズは実用に大いに関係するので、サイズだけはきっちり指定した。色は白、床も無難な木目。

後はなるようになるだろう!なんてったって新品なんだから!(適当)

 

そして工事開始。平日中々来れない自分はもう完全に業者に任せっぱなし。(たまにお菓子をもって訪れるのみ)

ある日差し入れに行ったとき、家の中に6人ぐらいの業者さんがあれやこれやと作業していた。

なぜかとても嬉しくなってしまった。なぜかは良く分からない。ただ、この家にいろんな人が出入りしていることがとても嬉しかったのである。なんなんだろうこの気持ち?

 

そして工事開始後約3週間。

出来上がりが近づいてきて待ち遠しい一方で、次は引っ越しについて決めないといけない。

ああ・・ついにきたか、この難関が。手続きの山。

仕事、学校、インフラ、住所関係、山のようにある。

これらをどうやって順序付けてこなしていくか?これもまた勉強・・。

さて、というわけで次はリフォームである。

予算は160万。頭金用に定期を一つ解約して用意していたのだが、家自体が融資金額ですべて賄えたので、そちらをそのままリフォーム代として使用。

さて、どこまでできるか・・?リフォームは今まで全く経験がないのでまた一からの情報集めである。

 

軽くネットで相場を探すと、キッチン100万~ ユニットバス交換80万~ とか、もうこれで予算超えちゃうよね的な額が。でももっとお手頃価格で行っている体験談もあるし、なんというか予算幅が大きすぎる。

あとはリフォームトラブルに注意とか、信用のおける地方の工務店がいいとか、後で後悔しないように機能性を考慮して良い物を云々・・とか。

私自身大規模なリフォームはするつもりはない。予算が無い中での依頼なので、こちらから細かく注文をつけるつもりもないし、仕上がりに文句を言うつもりもない。でも安かろう悪かろうでは困る。

ほどほどでいいのだ。リノベーションでもない、修繕の方のつつましいリフォームで。。

工務店の知り合いのツテでもあればいいのだが、私にはツテは何もない。結局ネットで探して、アタリをつけて見積りを頼むしかないのだ。

 

そして一括見積サイトや個人店舗のサイトなど、ありとあらゆるサイトを見まくって、数日後にようやく地元の水回りリフォーム会社へまず一社、見積りの依頼。

すぐに現地に来てくれ、ドキドキしながら現状を説明。

気になる点をあらかじめ書面で用意して見てもらった。

 

来てくれたリフォーム会社の人は、とても親切だった。手慣れた感じで、まるっきり素人の自分にも分かりやすく丁寧に答えてくれた。

まずメインの在来タイルのお風呂とキッチンの入れ替え。もうこれで予算行くかとドキドキしながら聞いてみたが、洗面台とトイレも入れ替え可能との事。

キッチンの床の補修も入れてもらった。一緒に床下も見てもらい、白アリも多分いないし床の上張りで済むだろうとの事。

これにはホッとした。自分は床下の見方も分からなかったので。(収納庫から床下を見るという事を初めて知った・・)

そして何回かのやりとりのち、一社、見積り完了。ここまでで2週間ほどかかった。

さて、次はもう一社見積りを取らないと・・。

 

ところで、リフォーム会社の人といろいろ家を見ていて、一つわかった事があった。

私は、この家の様々な配線も配管について、全く分かっていないという事実である。

現状有姿で家の図面も説明書もなし。素人の自分が一度の内覧で配線なんか分かりっこない。

テレビ、ガス、電話、電気、給湯、いったいどこに何が繋がっているのかさっぱり分からず、リフォーム会社の人にそのつどブレーカーや配管の位置まで教えてもらう体たらくであった。

ここで少しでもDIY好きな家族でもいればいいのだが、大人は私だけ、しかもDIYはさっぱりの門外漢。

ただただリフォーム会社の人に教えを乞いながらの見積りなのであった・・。(大丈夫か?)

引き渡し完了後、その足で早速家の確認へ。

 

内覧して即決の購入だったため、内覧以来、室内の確認が出来ていなかった。

いくら現状有姿とはいえ、重要説明事項と違う箇所についてはこちらから言うことも出来るはず。

重要説明事項、付帯設備表は穴が開くほど読んだ。チェック場所も確認。

そのためには契約したばかりのお互い気持ちがホットな内に確認に行かないと・・!

 

ちなみに、契約を交わすまでに、家の状態について知るのに大変ためになったのは、「土地の登記事項説明書(いわゆる謄本)」だった。不動産屋さんが参考にくれたものである(重要説明事項契約書にもついてくる)。

築年数が経っていると不動産屋さんに聞いても曖昧な部分があるし、そもそも数回の内覧で聞ける内容も限られている。私も決して家に詳しいわけでもないし、聞き漏らした部分も多数あった。

謄本には家の歴史が詰まっていると思う。築年数が長いと尚更。所有権や抵当権の移動や金額で、いつ、どういう経由で何がされたのかが大体わかる。

その謄本からは、元々の家の値段、大規模リフォームが20年前、中規模リフォームが10年前にされていることが分かった。それもこの家を買おうと思った理由でもある。

 

閑話休題。

鍵を回して玄関を開ける。ドキドキである。ついにこの家が自分のものになったのだ。

いろいろ設備の確認。とはいえ、電気も水道も通ってないので目視のみ。

大体設備表と違いはなさそう。白アリについてはナシとされているが、自分のような素人には分からないので、リフォーム時に業者さんに床下を見てもらおうと思っている。

改めてあちこち見ると、改装したい箇所がいろいろ出てきた。築35年だからしょうがないのだけど。

自分は多少設備が古くても構わないのだが、子ども達が楽しく住めるように、目につくところはなるべく修繕してあげたい。

水回りのリフォームは決めている。それと合わせてどこまで予算でできるか。住んでからのDIYリフォームでどこまで賄えるのか。

 

中古住宅についてはかなりの知識を得た。しかし、リフォームの世界は全くの門外漢。また一からのスタートである。

また新たな世界について知って行かなければ・・・!(といいつつ、実は結構楽しかったりするのだった)

 

 

 

 

(前編の続き)

銀行「家屋の増築部分の登記がされないようなのですが・・不動産屋さんから聞いていますか?」

な、なに?聞いてないよ不動産屋さん!
 

行員さんが言うには、前所有者がリフォームした分の登記がされてないという。再登記しないとローンを組めない。そして登記には8万ほどかかると。

契約時にそんな話は聞いていなかった。絶対自分持ちは避けたい。でも、うまく交渉できる自信もない。

そこで、銀行の方から不動産屋に問い合わせしてもらう事に。

ドキドキする事数日、売主の方で再登記してくれるという連絡が。ありがとう行員さん・・!

他にもローンの前に住民票を移さないといけなかったのだが、引っ越しがまだ先になるので移動は引っ越し後にしてもらったりと、ずっと行員さんにはお世話になりっぱなしだった。女一人だからいろいろ親身になってくれたのかなとも思うけど。。

最初は融資が簡単で対面なしのネット銀行で済ませようと思っていたが、これらの対応はとてもしてくれなかっただろう。やっぱり対面って大事。本当に地元銀行にして良かったと思った。

 

その後はスムーズに進み、そして融資実行の日へ。

銀行の1室で売主、不動産会社、司法書士に囲まれ融資実行。

一気に通帳に大金が入り、ポンっと出て行った。

記帳とお金の払い出しが終わったら鍵をもらってあっさり解散。ホント女ひとりでよくやったと思う。鍵をもらって、ホッと自分の肩の荷もおりた。

 

さぁ、自分のローン人生の幕開けである。

とはいえ浸ってもいられない。今まで通り毎日を続け、仕事に励み、粛々と自分のすべきことを行うだけだ。

それに次は家のリフォーム、学校や家の引っ越し手続きを行わねばならない。

これからも引き続き忙しくなるわけだが、不思議と心は重くはなかった。新しい未来に向けて、また一つの日々の指標が出来たせいだろうか。

そして、何より何より、カオスの日々を回避できる・・!

 

さぁ、次は家の確認とリフォームである。まだここからがスタートである・・!