普段から、新聞やテレビ、雑誌の記事やニュースにいちいち反論ブログなど書かないが、今回はちょっとだけ反論。
というのも、途中までは頷きながら読んでいたのに、結論が残念だったので、ついつい書きたくなっちゃった。
記事の趣旨は、今回のオリンピックもこれまでのオリンピックも、冬季は特にマイナースポーツで国などのサポートが無い中で、選手やその周りでサポートしてきた一部の頑張りで多少のメダルが取れてきていた。
それに対して、今回の平昌オリンピックに関する報道が、『メダル量産』とか『選手層に厚みが出てきた』とか書かれている。
こんな書き方の報道がまかり通ると、日本が本当の『メダル量産国』になる為の課題が見えなくなると言うもの。
『そのとおり‼️』と頷きながら読み進めると、最後は、まだまだ選手個人が頑張っているんだから、ナショナリズム丸出しで『がんばれ日本‼︎』と応援するところからやめようとのこと。
日本語表現の違いのみで、言いたいことは同じかもしれないが、それならそれでもう少しスパッと言って欲しかったなと。
激しく同意出来るところまでを自分なりの言葉で書いてみたいとおもう。
まずは、小平選手が相澤病院のサポートを受けて競技を続けていたり、オランダへのスケート留学をしていたことやカーリング女子たちは大会で賞金を受け取っても、それは大会会場までの交通費で消えてしまうなどの報道があったばかり。
これらの報道で、本来は過酷な競技環境が改善されるような仕組みの構築を訴えるべきところ、選手の苦しみが報われた程度のお涙頂戴や、支援してきた側を褒め称える一過性の賞賛記事ばかり。
また、小平選手はメダルを取ったので報道されたが、今回の平昌オリンピックに日本人アスリートは124名出場しており、同様に厳しい台所事情に苦しんでいる選手や、才能があるのに競技継続を断念せざるをえなかった先人達も含めて議論されるべき。小平選手だって、大学卒業時に相澤病院が手を上げてくれなかったら、平昌の金メダルも無かったのではないだろうか。
メジャーなスポーツでは、スポンサーがしっかり付いていたり、選手育成の仕組みが出来上がっていたり、それらが一般人にも目に見える形でトップ選手が輝きを見せることで、子供達が憧れ競技の裾野が広がり、互いに切磋琢磨することで競技全体のレベルが上がるという好循環が生まれる。
ては、マイナースポーツはこれまでどおり手をこまねいているだけで、選手や支援者の頑張りだけで乗り切るのか?
話は少し変わるが、先日JリーグのVファーレン長崎に関する記事を読んだ。このチームは、もともと有明SCというチームに国見高校OBで結成された国見FC統合した単なるクラブチームだった。2004年までは長崎県サッカーリーグ1部に所属していたが、優勝を機に2005年より九州リーグ昇格となった。Jリーグの下部組織であるJFLへも加入していなかったが、九州リーグで好成績を収めたことから、2009年にJFLへ昇格となった。
JFLでは上位の成績を残すも、ホームスタジアムに問題があり、2013年よりJ2に加盟することに。
J2では隔年で良い成績を残すものの、万年赤字体質でありJ1に昇格してもすぐに降格となると誰もが思っていた。
そんなおり、2009年からスポンサーであったテレビ通販でお馴染みのジャパネットたかたが、2017年にファーレンを完全子会社化。
同時に2015年にジャパネットの社長を勇退した『あの名物創業者』が代表取締役に。
そこからファーレンはビジネスの切り口からスポーツを科学し、クラブの強化と財政の再建に取り組み、とうとうJ1昇格をものにした。
まだまだこれが定着するまで簡単には評価出来ないが、今や閑散としていたスタジアムは長崎県民で超満員らしい。国民のナショナリズムよろしく、長崎県民が『リージョナリズム』を発揮して盛り上げている。
これをマイナースポーツに活かせば良いと感じる。バスケットリーグにJリーグの初代チェアマンから会長まで務めた川淵さんをエグゼクティブアドバイザーに招き入れたように、新しい風を吹き込んで改革することで財政を潤し、そのお金で選手を強化したり競技の普及をすれば良い。
その結果、国民全体で『がんばれ!!日本』と応援できたら素晴らしくないですか?