【俳句の勉強7か月(15)】 夏の月 Lune d'été | 大阪文学学校本科修了生・元産科ナースが書く【動物愛護と俳句のブログ】 

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主に、動物の俳句を記事にします。♦今、鶏さんの記事を公開している理由···8月8日にアニマルライツセンターのYOUTUBEライブ配信に参加しました。この日のテーマは鶏のと殺。これは日本人なんとかしないとだめやん、と思いました。♦9月10日いいね欄閉じます。








4月17日。今日の季語は「夏の月」。某総合雑誌の兼題「転」に合わせた季語。



付合酒に七転八倒(しってんばったう)夏の月 知微



成り行きで飲み会に参加した。職場の同僚と大阪のあまり知られてない劇団の座長さん他何人かががんこ寿司に集まった。親しくない人ばかりで飲むと、全然酔えないのだった。レモンチュウハイは口当たりが良いからアホな私は2杯も飲んでしまった。あとで地獄を見るとは知らず。帰り道はふらふらだった。帰宅してから転げ回る事に。心底凝りた。以後付き合い酒はしなかった。「夏の月」の古来からの本意を知った上で、この季語を使用。《古来の夏の月》ではなく、地球温暖化のさなかにある《現実の夏の月》を詠んだ。





image/ウェザーニュース





「きごさい」より引用



《温暖化と季語についての記事》
https://kigosai.sub.jp/bs/?p=31881







夏の月の句



夏の月御油より出でて赤坂や 松尾芭蕉





山門の大雨だれや夏の月 小林一茶





河童(かはたろ)の恋する宿や夏の月 与謝蕪村





夏の月片くらがりの芭蕉かな 鈴木花蓑






夏の月肺壊えつゝも眠るなる 石橋秀野





湯上りの庭下駄軽し夏の月 芥川龍之介





一村が通夜のしづけさ夏の月 鷹羽狩行「狩」