【11/11今日の俳句】季語十一月 11/12俳句を推敲しました。 | 大阪文学学校本科修了生・元ナースの動物愛護と文学のブログ

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生涯詩人。大阪文学学校本科修了生。詩人青木はるみの指導を受ける。俳人、柳人、元ナース(産科・手術室勤務)。2024年5月7日より動物愛護活動開始。主に、動物の詩・俳句を記事にします。ドラマ・カラオケの記事も書きます。








🏥俳句の前に、看護師檸檬からのメッセージ

そのブロイラーのお肉、ちょっと待って下さい!!


ブロイラーは品種改変で、異常な速さで成長する身体になっています。とにかく肉が沢山取れるように、体が異常にでかくなるように作られています。それがブロイラーです。異常な速さ、異常な大きさ。人間が利益を追求した結果、正常な成長過程を経る事ができなくなったお肉用の鶏。


ブロイラーは異常な速さで成長するので、生まれて50日目で出荷されます。ご存知でしたか?50日目。早くないですか?十一月のブロイラー養鶏場で飼育されている雛たちは、単純計算で十二月に出荷されます。今日は、そのブロイラーの雛たちを詠みました。


鶏肉の消費が増える十二月を前に詠んだことに意味があります。


生まれて50日目を【50日齢】といいます。


50日齢のブロイラーはとても立派です。品種改変してますから、もりもりの体です。転ぶと自力では起き上がれません。


自分がこのブロイラーの体になったら、なんて考えてしまいました。


50日齢のブロイラーの鳴き声は「ぴよぴよ」です。幾ら体が立派でも、まだ雛🐥なんです。


かなり不自然なブロイラーという肉用鶏。ほんとにこんなんでいいの?品種改変。と思います。


以下にシェアする記事では、ブロイラーは不健康だと明言しています。


私だけじゃなく、誰が見ても不健康なんです。


品種改変の為に、かなり問題が多発しているブロイラー。食の安全という点から、皆さんに現状把握をして頂きたいと願うのは、私が看護師だからです。


元産科・オペ室看護師🕊️ 檸檬





Sippo

【と殺されなくとも生きられない 極限まで体を作り変えられたブロイラーのリアル】

NPO法人アニマルライツセンター

2021/12/13

https://sippo.asahi.com/article/14497730 



ブロイラーとして生まれ、保護された鶏の大ちゃん(左)と福ちゃん




🍁私の俳句🍁
次のL214の動画(ショート)を見て詠みました

2022/05/21配信



「肉用鶏」
十一月の若鶏そこらに戦死せり 楓摩11/11

L214の動画より


季語⛄十一月





♦ブロイラーの俳句を探しました

ブロイラーに蹴爪なるもの忘れ雪
松永典子(『船団』掲載)

向日葵の夜を万羽のブロイラー
栗田修次(テレビ愛媛『聞ける俳句』より)

霜夜ブロイラーの胸糞を思う
福田若之

これ以上、探せませんでした




♦十一月の俳句

日暮見ぬ十一月の道の辺に
原石鼎「花影」

あたゝかき十一月もすみにけり
中村草田男「長子」