親族の食事会にて。

途中…というか乾杯前に退席することになった人(職業医師)がいた。

テーブルにご馳走が並ぶ前である。

また、いつスマホが鳴るか分からないからとテーブルにスマホを置いて食事を取る人(医師)もいた。


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子①(コイ)が後で私にこっそり言った言葉驚き

「だから医者になるのは嫌なんだよ」

(誰も勧めていないよにっこり)


これは中学受験マンガ【2月の勝者】の花恋ちゃんを彷彿とさせるようなセリフである。


 

 


ご馳走を食べ損ねた姿は相当インパクトがあったのだろう。

だが自分が医者を志望しないのは自由だし勝手だ。

そもそも簡単に医学部には入れないにしても、ひどい言いぐさである。


親として一つの試練。

ここは決して楽な仕事など無いことを子どもに伝えたい。

その上で

緊急で呼び出される仕事があることや

夜間や休日にも誰かが働いているから、私たちの生活が成立っていることも伝えたい。


いざ子どもに伝えようとしても

自分の視野の狭さや知見の無さが露呈し、情けなくなる泣くうさぎ

山田孝之さんが「世の中は誰かの仕事でできている」

とコーヒーのCMで言っていたことがあったけれど、本当にそうだ。


私も世の中の仕組みを知らなさすぎる。

よく「海外では~」なんて海外の方がさも優れているような言葉を聞くことがあるけれど

日本は現場からの叩き上げのチャンスがある。

たとえ強い推薦状を書いてもらうコネがなくても、ペーパー試験だけで成り上がるチャンスがある。

コイの将来だって、どこにどんなチャンスがあるか分からない。


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コイよ。

お互いに世の中をもっと知り、リスペクトの心を持とう。


君たちが大人になる頃には医師の搾取されるような働き方も改善されているといいが…

これからAI診療や診療報酬ゴニョゴニョでどうなんだろうな(←あまり分かってない魂が抜ける)


コイが小学生になったら

たくさん社会見学に行こうと思うよだれ