子①(コイ)の小学校受験記録です。
模試や単発講習は受けましたが
幼児教室へは入会せず、筑波大附属小検合です。
こんな家庭もあるのね~と見ていただけら幸いです
「熊歩き苦手は甘え」
小学校受験生の母である私が
何度も何度も自分の中で言い聞かせてきた言葉である。
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子①(コイ)は運動神経が悪い。
公園では葉っぱや虫をエンドレスで見ているタイプ。
幼稚園のかけっこではいつもビリ。
年中の後半になってくると
幼稚園の自由遊びで鬼ごっこをする子が増えたそうだが
コイはあまり参加しなかったようだ。
本人がリラックスしている時に理由を聞いてみる。
「すぐ捕まるし狙われるから」
マジかよ
第一志望のGT小って模倣運動無かったっけ?
そして何より筑波。これじゃ筑波あかんやろ。
(忍者ごっこという体で模倣があった竹早園舎。よく検査通ったな…)
お受験より何より。
クラスのみんなと楽しく遊んで欲しい。
遊びの幅を広げてほしい。
熊歩きは体幹や腕の力もつくという。
我が家には体操教室や幼児教室へ通う金銭的余裕なし。
私たち親子は
点つなぎに加えて、熊歩きの鬼となった。
練習に適した穴場(子②もいるので秘密)の公園を見つけ
夏場は朝5時に親子でトレーニングをする
もう一度言う。親子で(産後)。
ただでさえ我が子は運動に苦手意識を持っているのだ。
「決して一人にはしない。一緒に頑張ろう。」
何度も励ました。
だが、手加減はしない。
準備体操をして毎日毎日必死に熊歩きをする。
日々のトレーニングで腕と肩がパンパンになった
そんな努力もむなしく、模試では熊歩き0点。E判定
それでも諦めず、毎日毎日雨の日も頑張った。
年長秋。
極めた者だけが見ることのできる景色ってあると思う。
コイが熊歩きをする時の顔つきが変わり
本気の夫と私に勝つようになった。
我が家において
もう誰もコイのスピードについていけなくなった。
幼稚園でも鬼ごっこを楽しむようになった。
運動会のリレーで、後からバトンをもらい追い抜いた。
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さて、本番では…
筑波大附属小の試験会場は、1クラスあたり30人。
コイ「たぶん私が一番早かったと思う。熊走りに馴れてないお友達もいたけど、私は気持ちが分かるから一生懸命応援した」
コイの会場では、声出し応援の指示だった模様。
改めて本人に熊歩きの秘訣を聞いてみた。
コイ「うーん。熊走りしようとした時に、虫がいても気にしないことかな」
そ、そうか…