
「お子さんはどこでもやっていけます。どうかそのまま育ててください。」
最終抽選が始まる前の
国立GT園舎の園長先生のお言葉です。
抽選に漏れた保護者へ向けたメッセージ。
いや
直接伝える機会がその時しか無かっただけであり
きっとすべての受検者の保護者へ向けたメッセージ。
我が家は抽選に漏れてしまったわけですが
この言葉を心に刻み
また一生懸命子育てしようと誓った
もちろん今も同じ。
ただ
誤解を恐れず言えば、この言葉は呪いでもあった。
当時子①は一人っ子。現在進行形ながら
親として何もかもが初めての育児である。
そのまま育てる、とは。
受検対策のために主体性を引き出そうと誘導してきたけれど
それって本当に主体性と言えるのだろうか?
トホホな私は迷走(;つД`)
国立GT園舎には小学校の入学検定も行なっている。
今よりも狭き門となる。
小学校の試験は一次、三次と抽選がある上に倍率も全く違う。
この幼稚園の抽選にさえ通らないなら無理だろうと思った。
半日寝込んだのち
「小学校受験はやめようかな。今回は子①も分かってないけど、年長ではもう試験を受けるって分かるから」
そう夫に伝えると
「いいんじゃない、それで。ここまで頑張ってきて本人が成長できたんだから良かったね」
的なことを言っていた。適当(;つД`)
今までは
国立の幼稚園にご縁をいただける家庭とは?
受検園の方針と合致するにはどうすればいいだろうか?
これらを逆算し過ごしてきた我が家。
やはり目安があった方が「そのまま育てやすい」よなぁ…
時代や環境の変化にもしなやかに
どこでもやっていける子であってほしい。
親のエゴには違いないけれど。
幼児教室に通う資金は無い。
でも、GT小を第一志望にしてもう一度家庭で取り組んでいこう
そう決意を固めたのは子①が年中の夏の終わりだった。
ハバゲーム
崩れたらサイコロを振って出た目の色のスティックを抜いていくシンプルなゲームです
塗料も安全で木でできているんだとか。
子①は3歳から遊んでいました。
お友達を誘ってルールを説明する力もついたかも
その時の様子を見て「サイコロは無しで好きな棒を取って行くのはどう?」など、周りを見て提案する力がつきました
乳児の子②は口に入れてしまうのでまだ使えないけれど、デビューが楽しみです。