自分の満たせていないものを相手が満たしていると、相手に対して良くない感情が湧くように人間はできている。
嫉妬とも言うが、これは怒りの気持ちに近い。
怒りの気持ちを抑えることは難しい。だから一時的にでもそれを見ないようにする。
連休というのに、風邪を治すことだけに使ったような休日だった。
友人から、来週に相談を聞いてほしいという依頼が今朝あったが、私自身が疲弊感の中にあって彼の相談を聞けるとは到底思えなかったので、今回は事情を説明し、別の選択肢を提示して終わった。彼の相談内容はかなり神経を使うものだったので尚更だった。
ただ、実を言うとこんな裏の気持ちもある。
彼には以前、相談相手として相応しい人を一度紹介した。その人は私のメンターでもあるのだが、場合によっては料金も生じる可能性がある。その人はしっかり勉強されてきている人で、友人に紹介がてら一度顔を合わせて、どんな人かを確認している。
なんとなく今回友人が私に依頼してきたのは、相談にお金をかけたくない、と言う思いがあったように私が勘繰ってしまった節がある。
邪推かも知れないが、そういう良くない想像力で友人を見ると、私は友人に良いように利用されているのでは?という、これまた良くない想像が膨らんでいった。(私に相談するなら無料だし。)
ちょっとだけイライラしてしまった。
友人は実家で暮らしていて、彼女もいる。実家で暮らしているから、税金や色々なものが安く抑えられる。
私は実家で暮らすことは10年前に限界を迎え(兄夫婦がいるからそもそもそこに同居するのは気まずい。)、家賃と税金を払いながら、ずっと一人暮らしをしている。
私からすれば、友人が気楽そうな環境に身を置いているように見えてしまう。
私が持ってないものを持っているからだと思う。
それが私は羨ましいのだろう。
(羨ましいと言う言葉は、大人になってからあまり言わなくなった。「羨ましい」を勝手に、「軽蔑」とか「怒り」に変換してしまうようになった。)
実際の友人の状況はどうか分からない。ただ私が外面だけを見てそう判断してしまうことがあるだけだ。
そんなとき、私は大抵疲れている。こういった場合は常に、私に原因がある。
友人とは、元気な時にまた話がしたいので、要件だけ返事して、一人で休んでいた。

風邪は治ってきたが、気分転換でバイクで走っていたら、ライトの電球が切れてしまった。
20分ほどのところにあるバイク屋に持って行くところで雨が降ってきて、また家に戻ってカッパを着たら、雨が止んでいた。
タイミングが悪い時は大抵色々重なる。
バイク屋の兄さんは、私のバイクを見て色々指摘してくれた。
悪い人ではなかったが、私の聞き方が無駄に傾聴的だったため、話が長引いてしまった。
人が気持ちよく話せるように聞くコツは、私は真ん中っこ(中間子)だったからなのか、習わずとも経験的に知っていた。
でも多分その裏には、これまた人間を軽蔑したような冷めた観点(人ってくだらない)が心の裏にあるのも知っている。
こんな調子で、低調な一日が、そのまま終わった。笑
ブラックジョークで終わらせたい、そんな一日だった。
こう言う日もあるよなぁ、と静かな気持ちでPCを見つめています。