頑張らずとも生きていける。
最短距離で生きる必要性を説いた人は、だいぶ人生を楽しんでなかった人だろう。
人生は長いよ。
最短距離で生きて、いち早く目標に到達したらどんな素晴らしい景色があるのかな。
さらに別の目標とかが見えてくんのかな〜、と思っていたけど、
別にそんなことなさそう。
目標を達成したからといって、新しい景色は特になし。神様からの目立った褒美もなし。
生きていることがもはや褒美なのかもしれないけど。きっとそう。
そんな人間の思考は他所へ置いても、
相変わらず海は青いし、近くを走る国道は24時間、車の音で賑やかい。
何も変わらない。
育ってきた価値観と、自分が実際にこの目で見てきた価値観。
常に後者を信じているよ。

今日はランニングコースを走りに行った。
何も考えず家を出たので、黒の半袖半ズボンで黒い帽子という熱中症的カラーコーディネイトになっていることに走り出してから気づいた。日差しが暑くて、ランニングどころじゃなかった。
途中で暑くて嫌になったので、横にある側道に逸れトンネルを潜ると、めちゃくちゃ綺麗な海があった。
靴と靴下を脱いで、波打ち際を歩いた。
日差しはこんなにも肌に刺さるのに、水はすごくひんやりしていて、最高だった。
そのまま30分ほど、裸足のまま砂浜を歩いていた。
あぁ、これがしたかったんだなぁ、と眠っていた感覚が呼び覚まされた。
家に帰り、夕方頃また海に行った。
ひとりで長時間いられる場所として、海は、図書館並みに気持ちが落ち着くなぁと思う。
今も裸足のまま。
心も、踏みしめた砂を感じる裸足のような感性で生きたいと思った。
