前職の先輩が、このところ仕事でお疲れのようで、よくLINEをくれる。


先輩はもう長くこの道にいる人なので、いろいろ教えてくれる。私がこの前までいた学校は、県の中でも厳しい学校だったらしい。研修校と言って、要は授業研究で成果を出さないといけない系の学校らしい。通りでストイックな人が多かった訳だ。


先輩は最近、周囲の教員の行動にかなりイライラしているらしい。明らかにメンタルが参りかけていたので、感情を吐き出してもらって、要約しながらLINEトークしていたら、少し御自身に気付きがあったようで、感謝された。


私のことも少し話した。

「仕事をやめることに関わらず、人生で自分が思うように選択する度に道から逸れて、必ず孤独感がつきまとってきました。無職の今は、『どう見られているか』の外からの見方と戦っているというより、自分と戦っている感覚が強いです。」と伝えた。



「おれはこの仕事にしがみついてるだけだから、潔く立ち去れるあなたはすごいと思うよ。」とも言われた。


「いえいえ、先輩は子どもがいるから働いてる訳で、しがみついてるわけではないと思いますよ。私が同じ立場なら、辞めないと思います」

と伝えた。


その後、少し自由についての話をした。

仕事を辞めることが問題解決になる訳でなく、仕事外でもっと自由な時間を持つことで今ある悩みは軽減できるんじゃないか、という会話をした。

「私で良ければ、荷物を下ろしたり共に持ったりすることはできるので」とLINEでお伝えした。

その後、少し文章の雰囲気が軽くなったように見えた。


私は、男性特有の悩み方がよく分かる。

男性は日常的に、プロセス(感情的なやりとり)より、結果のことを話すことが多い。

感じてることは勿論たくさんあるんだけど、それを表出することをかっこ悪いことだと思って言わずに黙ってる人が多い。

だから、勝手にネガティブな荷物を背負ってしまう。そしてそれに潰されてしまう。


私も以前そうだったし、今も気を抜くとそうなりがちになる。

悩んでたり迷っていることを相談できる相手がいない男性は世の中に多いと思う。

ひねくれたり、頑固に見える人だったり、自分ルールが強い人は、これまで感情を人に話せなかった人なのだと私は勝手に解釈している。

言い換えれば、「寂しさを封じ込めて頑張ってきた人」とも。


その点で女性の方が楽かといえば、全然そうではないと思う。女性同士の会話は感情の受け取りが主になることが多いので、聞くスタミナが必要になる。女性の会話は感情をシェアすることが目的な感じがある。

男性は「要点を端的に」だから結果を直線的に伝える感じ。

どちらにも利点はある。


私は女性と話していると、女性がいかに自分の内側の感覚に敏感なのか、教えてもらうことが多い。話していて学ぶことが多いのは女性だなと思う。