念願の辻井伸行さんを生で聴く。
実現しました。
凄く困難な夢だと思っていたらあっけなく実現してしまった。
日本にピンポイントで帰らなければ叶わないと思って居たのに、いつも使ってるビルの瞬間で変わる画像の広告に、一瞬意中の人の顔のシルエットが映った気がした。幻想みたいに。瞬時に次の画像に変わって居た。確信は出来ないのでネットで検索。
既に演奏会当日にあった食事の約束をキャンセルして良いか確認してOKが出たので、チケットの販売機の有る場所までその日のうちに走った。
既にほとんど席は空いて無くて選択の余地無し。でも空いてる席があるだけラッキーと思って購入。
当日は舞台カラ近過ぎる席で辻井伸行さんの演奏と歓声と聞こえるけど、見えるのはフィルのメンバーの間から辻井さんの足のみ。
ちょっとまあそれでも演奏は素晴らしい。しかしちょっと姿が見えないと歓喜の中に入れなくてしらけてしまってる。私の横の席数席は空いており誰も遅れて入ってくる気配はない。
中国人家族が荷物置きに使ってる手前までずれて
ピアノの蓋に反射する辻井さんの演奏姿がやっと見れた。もっと早くこの席に移るべきだった!
もう一つ移動すれば見れると思って 中国人が荷物置きに使ってる席に、誰か来られますか?と言ったらどうぞと荷物をどけてくれてようやく相が見れ
歓喜を共有する事が出来た。
素晴らしかったですね。ようやく生で聴けて幸せです!と隣の荷物どけてくれた人に言ってたら 、その人も初めて生で聴けたと。
でも 椅子を荷物置きに使うほど安い席じゃないけどなあ。どけてくれて居たらもっと長い時間楽しめたかも。いや もとい自分の席じゃ無いからそう思うのはお角違いだ。けど
辻井さんの演奏が終わり、フィルだけで演奏が始まったらその中国人、私の前のひと(最前列)も携帯を取り出しネットを見始めた。しかも演奏が終わっても拍手もしないで携帯の画面をまだ見て居た。
辻井さんが目的なら、辻井さんが引けた時点で出て行ったほうがマシでは?
フィルの人に音楽に対して失礼極まりない。
生の辻井さんの演奏は 力強いという感じではなく軽やかで繊細でめちゃくちゃ優しく、泣いちゃいました。