オリンピックが終わったと思ったら、ロシアがウクライナに侵攻。
オリンピックは平和の祭典という言葉ってなんだったんだろう。
まるでオリンピックが終わるのを待っていたかのようなタイミング。
たくさんの市民が犠牲になっていることに怒りを感じます。
思えば、ソチオリンピックはロシアの覇権主義の一つ象徴だったのかもしれない。メダルの為に国家的なドーピングを犯してまで選手を強化。
国家の威信をかけて、雪が積もらない場所に人工降雪機を使ってまで競技を実行。
雪が積もらないと言えば、今回の北京オリンピックも、人工雪を使った大会でした。
どうしてわざわざ雪が降らないところで、環境に負担をかけながらも冬季オリンピックをやらなくてはいけないのか。
オリンピックを開催することで自国の力を誇示させたいという独裁国家と、IOCのさまざまな利権が絡んで、開催地に選ばれたように思えます。最近のオリンピックには不信感が募るばかりです。
でも、何より今回、私の不信感を大きくしたのが、自国のマスコミでした。
メダルを取った選手達よりも、そうでない1人の選手を毎日のように大々的に取り上げる。
世界初の4A認定、と事実を捻じ曲げてまで褒め称える。
メダリストじゃないのに取り上げられることを批判されると、ソチの真央ちゃんを持ち出す人もいるけど、
日本女子エースとして団体戦に出場して、その為に個人戦のギリギリまで中京大のリンクで調整することは叶わず、アルメニアのリンクでスケート靴のブレードがボロボロになって調整を狂わされても、決してそれを言い訳にせず、当時の女子の最高難度のフリーをミスなく滑って、メダルを取れなかったとは言え、日本人女子最上位でした。
日本人男子のメダリストが2人も誕生したのに、それが都合の悪い事実で隠したいかのごとく触れない。
世界が絶賛、神対応‥
これ、なんかのプロパガンダみたいです。
最初はマスコミが勝手に言い出した4A認定が既成事実になって、今ではメディアで否定する人もいなくなりました。
日本以外の国では、4Aは挑戦したけど失敗したジャンプであって、初認定だとは思われていません。
プロトコルに記載されるのが認定であれば、他の選手が先に別の試合で挑戦しているので、その選手が初認定になります。
日本って大丈夫かなって、心配になります。
民主主義の国でこんな偏向報道が罷り通るところが他にあるのかなと。
今回、たくさんの選手が自分の限界に挑戦する姿を見て感動しました。
メダルを取った選手、届かなかった選手、それぞれの中にドラマがありました。
それと同時に腑に落ちないこともたくさんありました。
他の競技だとドーピングが発覚したら、もうアウトなのに、ワリエワはなぜか試合に出ることを許可されて、一国の為に団体戦のメダル授与式が中断されるという前代未聞なことが起こりました。
嫌な質問をされても、普段は冷静に大人の対応で返すネイサンが、団体戦メダル授与式がなかったことには珍しく怒りの言葉を発してました。
チームアメリカとして一緒に戦った選手達が、メダルをもらって讃えられる機会を失ってしまったのです。
努力した末にメダルが取れて讃えてもらえるということは、どの選手にとっても大事なことなのです。
今回、日本が団体戦でメダルを取ったことは快挙でした。国内のリンク事情の為、ペア競技が育たない、そんな中、3大会を経てやっと取れたメダルだったのです。
自国のスケート連盟の代表が、過酷なスケジュールをこなして団体戦メダルを取った選手達を労うこともなく、羽生選手の4Aへの挑戦は金メダルと同等の価値と大々的に発表する。
4位の中にはドラマがあるという記事を書く人まで登場したり、メダルを1個も取れなかった選手の為に、メダルを取った人の価値まで下げてしまう報道には呆れます。
皮肉なことに、そう持ち上げる選手は誰よりもメダルに固執して、それを公に発言してきた選手でした。
最初は羽生選手は人気があり、過去にもすごい実績があるからと思ってきたけど、ここまで来ると何か背後に大きな力があるように思えてしまいます。