フィギュアスケートのエキシビジョンが終わって、昨日、選手達も日本に到着しました。
せっかくの団体戦初メダルだったのに、結局、表彰式もないまま、そのせいでテレビでメダリストが一堂に記者会見して取り上げられる機会もなくなってしまって残念です。
アメリカの選手たちが怒るのももっとだし、暫定的にでも表彰式できないのってなんだか。
オリンピックが始まる前は男子の日程が個人戦と間がなく、あまりにもタイトな為、罰ゲーム的に思われてました。
以前、町田さんがテレビで、団体戦に出た選手は疲労を抱えてボロボロのまま、男子の試合が始まるなんて言ってたから、えー、これは誰も犠牲になって欲しくないと思ってしまいました。
特に日本男子は全員がメダルが狙える選手が揃っているのに、疲労を抱えて個人戦を迎える選手、そうじゃない選手とフェアじゃない状況で、それが結果に直結してしまったら、嫌だなぁと。
でも、始まってみれば、それぞれがパーソナルベストを更新するノーミスの好演技が続き、団体戦での好演技がさらに個人戦での高評価につながり、本当に良かったなと思います。
フィギュアスケートは安定して良い演技をしたらPCSが上がっていくから、今回みたいに団体戦で好演技をしてジャッジにアピールして個人戦に繋げられたら、団体戦が先にあることは必ずしもデメリットばかりじゃないんだなぁと思いました。コロナで出場できる試合が限られてた今季のようなケースだと特に。
とはいえ、やっぱり男子は日程的に過酷だったと思います。短い間に2回ピークを作らないといけないのも大変です。
後日、ネットニュースで知ったけど、オリンピック3度出場のベテラン、木原選手が「団体戦だからといって、そんな緊張せずに、個人戦に滑るためのウオームアップと考えて頑張ろう」と男性陣と話してたそうです。
好成績を残せた背景には、こういうやり取りがあったんだなぁと思いました。
フリーを滑った鍵山くんに「個人戦の練習だと思って頑張れ」と昌磨くんがLINEを送ったというエピソードも、先輩として本当にいいアドバイスしたなぁと思います。
北京についてから不調に陥っていた樋口さんに、自分の初めてのオリンピックでの経験を踏まえてアドバイスした坂本さん。
みんながお互い良い影響を与え合って、連鎖反応で好演技が続いて、その先に掴んだのがメダルでした。
「ダメだったら真剣に謝ろう」とトップバッターを務めた昌磨くん。
オリンピック前半総まとめの番組の中で、町田さんがこう解説してくれてました。
今回チームジャパンが表彰台に乗ったことは偉業です。今映っている宇野選手ですけれども、ノーミスの見事なショートプログラムを演じ切りました。日本のエースとして、トップバッターの務めを立派に果たされていたと思います。彼のこのショートプログラムがチームジャパンの勢いをつける着火剤、起爆剤になったのではないかと思います‥
平昌後、SPでなかなかノーミスできなくて、ノーミスでも4T2Tになっていたのに、本当にオリンピックで決められて良かった。
個人戦でもSPで自己ベストを更新して、その貯金があったから、銅メダルを取れた。
今回が前回までのオリンピックと違っていたのはペアの躍進でした。
個人戦でも7位に入る大健闘をして、本当によくここまできたなぁと感動しました。
コツコツ努力してきた人達が報われるのは、やっぱり嬉しい。
帰国後の隔離は1週間というので、それが終わったら、団体戦のメダリスト達が取り上げられたらいいなぁと思いました。