以前は歌手を呼んでコラボするの微妙だなぁと思っていたこともあったFaOI。(すみません‥3年前のToshiさんは良かったけど)


今年の静岡公演は、今までで一番感動したかもです。新妻聖子さんの歌声とスケーターのコラボが素晴らし過ぎて。


舞依ちゃんの「夢やぶれて」が生歌で再現されるなんて夢の共演だったし、新妻さんの歌のバージョンでのフェルナンデスの「ラマンチェの男」も良かったなぁ。


それから、フィナーレのYou raise me upからトゥーランドットは、すごく盛り上がって感動しました。

トゥーランドットでの羽生くんのスパイラルは、もしかして荒川さんへのオマージュ?って思いました。


オリンピックが終わってからしばらく姿を見せなかったけど、羽生くんも元気で良かったです。

何しろ、やっと海外からスケーターが興行目的で入国できるようになって、3年ぶりのファンタジーオンアイスなんですね。


今回のFaOIの演技の中で一番心に残ったのは、ステファン・ランビエールでした。

ここ数年は指導者としての側面ばかり取り上げられてきたけど、実は素晴らしい表現者であるスケーター。

また観客の前で演技を披露できる日が来て、本当に良かったです。


2曲演じたうちの後半の演技、this bitter earth で、独創的な振り付けに目を引かれました。


最初、氷上でダッシュするところに、町田さんの「人間の条件」を重ねてしまいました。

それから、わざと背面から転ぶところ、これって失敗ジャンプを敢えて取り入れた「ショパンの夜に」じゃないか、って思いました。


以前、町田さんがCaOIでステファンとデニスくんのコラボ演技の解説をしていた時、こう語ってました。


ステファン・ランビエールさんの振り付けの真髄は動作の突発性と予測不可能性だと私は考えています。大抵の場合、スケーターの動きを見ていると、次にどういう動きが来ると予期できるんですけれども、彼はそれを華麗に裏切る振り付けです。

エネルギーの流れや力学を無視したかのような動きの構成力が、ランビエールさんの振り付けを誰にも似ていない無二のものにしている所以だと思います。


あの町田さんの独創的な振付もランビエールの影響なのかなぁと思い、久々に師弟の絆を感じました。


これ、ランビエールが今年のジャパンオープンやカーニバルオンアイスに呼ばれて演じたら、町田さんで解説が聞けるのかなぁ。


実現したらいいなぁ。


それから、来年からもFaOI、ミュージカル歌手を呼んでコラボしてくれたら、嬉しいなぁと思います。