さて、2日目の予定ですが、
- タクシーで鶴ヶ城をみて日新館、檜原湖に行って夕方の高速バスで帰るか
- 鶴ヶ城、野口英世記念館を回って磐越西線と新幹線で仙台に向かおうか
この二択で迷っていました。
ニュースでは「次第に天気が大荒れになる」と
天気があれると磐越西線のダイヤが乱れるかな?
雨や風が強くなれば、高速も速度規制かな?
新幹線が無難かな?
と帰路を考える。
娘と相談しタクシー移動で鶴ヶ城だけ観ることにした。
朝早くのチェックアウト。
幸いなことに、鶴ヶ城を見学している間、雨が降ってこなかった。
40年ほど前の修学旅行で、私が訪れた時の鶴ヶ城とは全然違う。
内装はリニューアルされ、お城というよりミュージアム。
そうそう、大阪城天守閣資料館みたいな感じでした。
事前に学校から頂いた資料をみながら、
見どころを確認して回る。
あちこちにたくさんの修学旅行生が目についた。
鶴ヶ城を見学して1時間ほど経過すると雨が降り出し、
予定を早めて帰ることに。
仙台に直通する高速バスは夕方しかなく、
郡山まで高速バスでゆき、新幹線接続で仙台に変えることにした。
高速バスに乗るころに雨は土砂降り・・・。
娘のひとりぼっちの修学旅行は終わった。
バス停にむかいながら
「今度会津に来るときには、お母さんとじゃないのかもね」
とつぶやいた。
私がそうだったから、何となく寂しく思った。
「イケメンとかも」って娘。クールな言葉。
オイオイって思ったけど
「そうだといいね。
「きっとそうなるよ。」
「だとしたら、親子で来られてよかったな…お母さんは。
日新館、檜原湖、野口英世記念館を回れなかったから
今度はお父さんと三人で来たいけど、
それはどうかな?許してもらえるかな?」
「ああ、それもあったね」
回り切れなかった会津に思いを残して、いざ仙台へ!
仙台に着くと嘘のような快晴!
むすめ、こんな旅でも楽しかったって。
ひとまず、私も親としての修学旅行道案内のお役目を果たしたかな。
そして、翌日
わたしには悲劇が待っていました。