また既婚者コンパに行ってきた話 ひらめき気づき




もう行かなくていいかなって少し前に書いたくせに行ってしまった。この手の会には行くたびに、今日が最後!と思うのに、数か月後にはまた顔を出してしまう。マッチングアプリ同様、習慣なのか、帰巣本能みたいなものなのか、なぜ行きたくなるのか、自分でもよく分からない。




この日はまず、いつもの友人と1時間半ほどお茶をした。お互いの近況報告をして、真面目な話をしたり、デート写真を見せ合ったり。この時点で、今が本日一番の楽しい時間になると確信する。今日はもう満足したから帰ろっか♡という気になるが、もしかしたら、この後に運命の出会いが待っているかもしれない。カフェラテで気持ちを整え、いざ出陣!




立地が抜群のパーティー会場は、今日も既婚男女で溢れていた。そして、、私は恐ろしいことに気がついてしまったのだ。




この場にいる全員、

私より若い30代では…!?驚き




おばさん扱いされたら嫌だよう…。私の心配をよそに、場はどんどん流れていった。




経営者だという男性たちと話をした。私はこの会場の使い方について、彼らの業界目線で意見を聞いてみた。イベント運営とか集客とか、ちょっとビジネス寄りの話を振ってみたのだ。


でも、返ってきた答えは普通だった。「普通」っていう言葉は、こういう場では致命的に退屈だ。色恋だけじゃない知的な駆け引き。既婚者同士でリスクある関係に踏み込むなら、やはり会話には光るものが欲しい。ときめきって、見た目より発想の深さから生まれることもあるのになぁ。




途中、私と友人は会場を仕切っていたスタッフと連絡先を交換した。今度から招待してあげるよ!と言われる…が、この声掛けパターンは、別会社主催のコンパでも覚えがある。「あなたは特別」と錯覚させて優越感をくすぐる商法で、時間と労力を巧妙に吸い取られ、結果的に疲労するのがこちら側にならないことを祈る。








肝心の収穫はなく、友人と駅までの道を歩く。彼女は普段、若いイケメンとのデートを楽しんでいる。婚外だからこその賢い恋愛スタイル。私たちはタイプは違えども、お互いに自分のペースで恋を楽しんでいて、話していると、いつも新しい発見がある。恋愛観は年齢や経験で変わっていくものだけど、それを共有できる関係は貴重だと思う。




本日の若者会も、30代の男性たちと軽やかな会話をしたり、マイナス点を笑いに変えたり、婚外恋愛観の違い感じつつも、それなりに楽しかった。アプリの顔合わせも良いけれど、コンパのように一度に多くの人と手軽に繋がることができるのも悪くない。




あっ、そうか!


だから私は、こうして既婚者コンパに来てしまうんだな 知らんぷりひらめき電球