夫が帰国した。


今回のお土産はリングとバングル。


一つ約60万円也。




私は夫が毎年いくら稼いでいるのかを知らない。


お土産が空港のチョコレート一箱の年と比べると、今年は会社の業績が良いのだと思う。




私が春に欲しいと言っていたから、と言われるが、それは違うブランドですの…勝手に買わないで欲しかったな…だけど文句を言わず大人しくもらっておく。








前記事のコメントで、命を賭ける大恋愛という言葉をいただいて、私は、自分が今までにそんな恋愛をしたことがないことに気がついた。




人生で唯一、命を賭けたものは、出産と子育てだ。


私が自分の大変さをつらつらと並べ立てていたときに夫に言われた。




俺だって、自分の人生と命を削って、お金を稼いでいる。そして、そのお金を私や子どもたちに使っている。




優しい言葉も共感も感謝もない。そんな夫に心底嫌気がさして私は婚外恋愛に走ったが、夫は夫なりの愛情を私にかけているつもりなのだろう。








婚外の世界では、Kさんだって、選手くんだって、私に命を賭ける人なんていない。


もちろん、私だって命を賭ける気など更々ない。


婚外恋愛をして、高揚感に震えたり、涙したりしているほとんどの人も、命までも賭けるつもりはないだろう。








夫の帰国中は、婚外恋愛の取り扱いには注意したい。




もしも私の悪事が白日の下に晒されて、夫が私に自分の命を使うことを止めたら、私は飢え死にするかもしれない、と思う。


そういう意味では、冗談ではなく、本当に命がかかっている。




命を賭ける賭けないなんて、考えることさえない火遊びつもりが、うっかり火の粉をかぶることのないよう気をつけたい。




お楽しみはお楽しみのままで。