ロンドンで日本のお節を手作りしてみた! | あいらんだー日記 〜旅好きミニチュア作家〜

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~イギリスでのんびりミニチュア制作~

あけましておめでとうございます!!!

 

2021年、無事迎えられたー!!!!よかったー!

 

母がよく言っていたこと・・・人生、登り坂や下り坂があるけど、まさか!が一番怖いんやで、と。去年はその「まさか」だらけの一年だったな。

 

暗いニュースばかりだったけど、その中で小さな幸せをたくさん見つけられたし、自分の時間をしっかり持てたことでいろんな事にチャレンジできたかな。そう言う面では得るものも多かったかな。そして何より家族や友人の大切さを改めて感じ、周りのみんなの心と体の健康に感謝しまくった年でした。

 

 

日本に帰れなかったこの年末は、家族や友人とも会えないし、もちろんイベント事も禁止でやる事がなかったので、日本人らしく家で年越しをすることに。こうなったら本格的にやろう、と言うことで・・・・家の大掃除とお節作りに没頭してました!!!

 

 

初めてのお節作り・・・・しかも、イギリスで手に入るものだけで頑張りました!!!

 

 

じゃーーーーーーん(古い!?w)

 

自分で言うのもなんだけど、日本にいるんじゃないか!?って思うくらい、思ってた以上にうまくできた!

 

縁起の良いものばかり。気持ちをいっぱい込めて作ったワンプレートおせち。

 

数の子とごまめは手に入らなかったけど、Tesco(イギリスのスーパー)や日本食スーパーでそれぞれ食材を買って、ネットでレシピ見まくって作りました。

 

黒豆も、日本みたいな大粒のものがなく、小粒のもので。

 

鯛っぽい魚も魚屋さんで買ってきて、塩焼きにしました。イクラも手に入った!

 

一番満足してるのが、一から作った栗きんとん。クチナシの実が見つからなかったので、お隣さんにFood Colouring を借りました。

 

筑前煮も実家のおばあちゃんの味を思い出しながら作って、満足のいく仕上がりになりました。

 

 

飾りもできるかぎり再現しました。散歩で摘んできたシダの葉を紙で作った鏡餅の下に敷いて(ウラジロ代わり)、笹の葉や松をお皿に飾り、箸袋は折り紙で作ってみました。南天の葉や実は近所の林を探しても見つからず、代わりの赤い実を見つけてきました。

 

 

イギリス人の彼は、年末に家事でバタバタしている私を見て不思議そうでしたw(イギリスはクリスマス前がバタバタで実家でいっぱい盛り上がって、その後はのんびりする)。なんだかんだ手伝ってくれたけど。w

 

 

大晦日は年越し蕎麦も一緒に食べました。

 

 

お蕎麦を食べる意味や、おせちの具材の説明を彼にすることで、私も日本のお正月のことをもっと知る事ができました。

 

 

すっかり日本のお正月気分になってくれた彼(てか私が強制的にそう持っていった?)、おせちは浴衣を着て食べてくれました。初めて見るものが多く、最初は戸惑ってたw 苦手なものもあったみたいだけど、お節ってそういうものよね。でも喜んでくれました。

 

 

一緒に過ごす初めての年明けでした。2人とも2020年の大半は家で過ごしたため、これでもかってくらい一緒にいたけど、喧嘩もなく過ごせて感謝だな。一緒に美味しいものもいっぱい食べて、一緒にぶくぶく太ったなあ!

 

来年はもうちょっと動きたいね。汗

 

 

のんびりと食べてばかりの元旦だけど、ふとニュースをつけるとイギリスのコロナ感染者数はまだとんでもない数。今は変異種も出ちゃって、ウイルスが終息するのはまだだいぶ先の話。だけど、一番安心できるお家でこうやってお正月を気ままに過ごせた事に感謝です。

 

みなさんにとっても、2021年は安心して過ごせる一年になりますように。

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