彼→ブルー
私→ピンク
私がついた大嘘
ある日、友達とご飯食べに行った
韓国好きの友達で気楽に遊べる友達
ご飯屋さんで注文して待ってる間
急に知らない人からカトクで
電話がかかってきた
電話に出ると
"여보세요?나 기억 나?"
もしもし？俺のこと覚えてる？
"???누구세요?"
誰ですか？
ほんっとに誰かわからんくて
ずっと話していくうちに
思い出した
何年か前にhell talkで会った人だった
一旦友達もいるし電話を切った
でも顔もあんまり覚えてないし
何をしたかも記憶はない‥
でもなんでカトク分かったんやろ‥
？がいっぱいのまま
とりあえず
ご飯を食べてカラオケに行った
カトクがめちゃめちゃくる
何やろうって見たら
その人からすんごい数のメッセージ
内容は、脅迫メッセージだった
"나랑 안사귀면 니 얼굴 나오는
영상을 시이트에 올린다"
俺と付き合わなかったら
お前の顔が出てる動画をサイトにあげるぞ
"너랑 S○X하는 영상을 가지고있어"
お前とエッ○した動画をもってる
頭が真っ白。
一旦思い出そうとして考えた。
全然覚えてない。
え？この人としたっけ？
え？隠れて動画撮ってた？
そいつの家でお酒は飲んだのは覚えてるけど
そんな事したっけ？
まさかお酒に酔って？！
頭が真っ白。
とりあえず、怖くて
仲の良い韓国人の男友達に
相談したら韓国に警察の先輩がいるから
相談してみるよって言ってくれた
彼氏に相談しろよって思うかもやけど
そんなん知られたらフラれると思った
フラれたら自業自得
でもその時は自分自分ばかりだった
友達と別れて‥
後輩の警察の先輩に相談して
顔写真、カトク内容、名前、年齢
情報を集めないと探せないって言われて
必死に情報をさぐった。
恥ずかしい話やけど、
名前も歳も一切覚えてなかった
でも、なんとかビデオ通話で
スクショを撮ることができて
下の名前と年齢もわかった
それがずっと夜まで続いた
その頃
彼とは毎日8時以降はずっと寝るまで
電話してたから彼は私を変だなと思った様子
その時私は、なぜか
悲劇のヒロインになった気分だった
彼に言ったらどうなるかな？
慰めてくれて守ってくれるかな？
私は今の状況を言ってしまった
彼は、声が変わって
そいつの事を詳しく聞いてきた
辻褄が合わないとおかしいと質問責め
一つを知ると全部を知らないとだめな
辻褄が合わないと、納得しないとダメな
嘘が大っ嫌いな人だった。
そんなこと知るわけもなかった
そんな私は焦ってたくさん嘘をついた
友達の友達で私のことを好きだった人
お酒は飲んだけど2人になる状況はなかった
そんな事実はない
私は処女だ
こうやって一つ一つ小さな嘘を重ねて
重ねて重ねて重ねて
私はヤリマンじゃない汚れてない
って自分を隠すしかなかった
本当は何人ともやった事あるし
純粋なんかじゃない
もちろん処女なんかじゃない
嘘を嘘で塗り重ねて、
この日は私の嘘がバレる事なく
嘘を塗り固めた
これで私は、
可哀想で守ってあげないとダメな女
になった
彼は、
"멀리 있어도
앞으로는 내가 지켜줄게"
遠くに居ても
これからは僕が守ってあげる
これでよかったんだろうか